出版社内容情報
深山 鈴[ミヤマ スズ]
著・文・その他
ホトソウカ[ホトソウカ]
イラスト
内容説明
勇者パーティーをクビにされたビーストテイマーのレインは、最強種・猫霊族の少女カナデと出会い、新たな人生を歩み始めた。同じく最強種である竜族のタニアや精霊族のソラとルナも仲間に加わり、さらに賑やかさをます一行。そんな折、レインたちは、ホライズンの街を治める領主父子が騎士団と癒着し、住民たちを苦しめていることを知る。悪事の証拠を手に入れるため、領主の館へと潜入したレインたちだったが―そこには新たな最強種との出会いが待っていた!一方、レインへの復讐に燃える勇者アリオスは、禁断の力に手を染めて…!?「どう、して…優しく、してくれるの?」「言っただろう。味方だ、って」大切な仲間と出会い成長していく冒険ファンタジー、風雲急を告げる第2幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
16
新たに狐を仲間にした。モフモフだって。これで猫、龍、妖精、狐が仲間になった。。高慢でいざって時に何もしなかった勇者パーティは信用ガタ落ち。当たり前だよ・・2019/09/01
ささきち
10
今回の敵は腐った領主とその息子と騎士達。ありとあらゆる不正をしてきたが色々と手を使って不正を隠し好き放題してきたが、レインの嫁に手を出したことで叩き潰されましたとさ。新しい嫁は神族のロリ狐のニーナちゃん!糞の奴隷として暴力を振るわれながらも処女だと明言するあたりに作者の処女信仰を感じますねw嫁が増えるのはいいんだけどヒロインとのイベントが全員同じことの繰り返しってのがなんだかな~と感じる。次もこれならヒロイン達との交流は流し読みして街に魔族を放ち放置して民を捨てた勇者がどう落ちぶれていくのかが楽しみよ。2020/09/03
真白優樹
9
新たな街で領主親子の腐敗に立ち向かう事となる中、悪意を抱いた勇者が次の一手を繰り出す今巻。―――守ると決めた、だから皆一緒なら大丈夫。 ソラとルナに手を出されそうになったと思ったら領主と戦う事になり更には出現した魔族と戦う。そんな急展開な中、新たな最強の仲間ができる今巻。レインの優しさと仲間達との戦いが心に爽快さを齎してくる巻であり、勇者達がまず一つ失い凋落の道を歩き出すことにニヤリと笑えるかもしれぬ巻である。 対照的に分かれる両者の次の戦いとは。外道な勇者の次の手とは。 次巻も早く読みたいものである。2019/07/02
ちゃか
5
レインたち一行はパーティー間の仲も良好だし、久方ぶりの人間の里を楽しんでいるソラとルナが可愛かったりして、微笑ましいんですけど。 勇者たちは反省してないし。特に勇者はレインへの恨みを募らせて暗躍始めるし。 彼らが拠点としているホライズンの領主の息子が権力をかさにきた愚物な上に、父親もそれを咎めない。それどころか監察をするハズの騎士団まで抱き込んでいるとか、闇が深い。2022/12/05
カシオペア2
4
読了。アニメを観ていたので大体の話は覚えていた。にしてもこの作者が描くクズ人物は本当に、ある意味上手いなと(笑)こっちも少し不快な気分になる。でも読み通すと本当にスッキリした気分になる。仲間も増えたし、果たしてどういう展開になっていくのか2023/04/10