出版社内容情報
柏葉 幸子[カシワバ サチコ]
著・文・その他
タケカワ こう[タケカワ コウ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
96
お気に入りさんの情報で知り得た一冊。子供の頃夢中になって読んだ『霧のむこうのふしぎな町』を含む「ふしぎな」と題名がつく三つの物語。物語はタイトルが似かよっているだけで、何のつながりもない。「霧のむこう~」はあまりの熱中ぶりに心配した親に、物語の中に入って戻れなくなる人もいると脅かされた思い出があるほど好きだった。他の二作も読み始めれば覚えがあり、どの作品も懐かしくて、ワクワクして、とても楽しい読書時間だった。こういう思わぬ情報を貰えるのも読書メーターのおかげですね。感謝です。2019/09/08
北風
20
地下室からのふしぎな旅が一番好き。霧のむこう~は、今読むと十一月の扉を思い出して、そっちも懐かしくなる。天井うらは初めて読んだ。他の二つと比べると、なにか雰囲気が違ってすこし現代のラノベに近づいてきているような気がする。世界を救う!? 的な展開と、最後にほろりとさせる自己犠牲!? なんかいろいろと懐かしい。今に残っていて、嬉しい作品。2019/06/17
糸巻
17
作者のデビュー作である『霧のむこうのふしぎな町』を含む「ふしぎな」3部作。子供の頃に読めたら良かったけど、私が通った小学校の図書室には古い全集ばかりがあってこの中の1作品も置いてなかった気がする。あったのかな?タイトルだけは知っていたけど、たまたまこの愛蔵版に出会い装丁の素敵さに目が留まり読んでみた。どれも夢のあるふしぎな物語だったけど、やっぱり『霧のむこう〜』が私は好きだな。他の2作品は子供が大人に振り回されるところが気になって。でも読めてよかった。私も主人公たちと一緒にふしぎな経験が出来た。2025/06/13
りらこ
16
#Netgalley かなり前の昭和の懐かしさもあり、それでいて古さを感じさせないカスミことアカネのふしぎな冒険。アニメ映画化されたとのこと。こういうのを観て欲しいなぁ。少しチィおばさんの不思議さが現代ではそこまで不思議ではないかも、って感じたけど。2019/05/20
あられ
14
図書館で出会った本。初読み。ファンタジーらしいファンタジー。題名どおりの物語。パラレルワールドふう2作と座敷わらしふう1作。いままで出会わなかったのが不思議なくらい、好きな作風。出会わせてくれた図書館に感謝。増税前に買っちゃおうかなぁ。。。←気にいっている。本体2400円だが、3部作復刻の愛蔵版だし、大人だから買えちゃうし。←ぽちりそうである。。。2019/08/26