著者等紹介
ヤンソン,トーベ[ヤンソン,トーベ] [Jansson,Tove]
1914年、フィンランドのヘルシンキに生まれる。ストックホルムとパリで、絵を学ぶかたわら童話を書きため、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が大評判となり、その後『ムーミンパパの思い出』『ムーミン谷の夏まつり』(すべて講談社)などを発表。ムーミンシリーズは全9巻の童話集となって世界中で愛読されている。絵本や小説、コミックスなどの著作に加え、画家としても数多くの作品を残している。1966年に、国際アンデルセン大賞を受賞。2001年6月に逝去
渡部翠[ワタナベミドリ]
日本フィンランド文学協会副会長。元ヘルシンキ大学講師。夫の故・高橋静男氏とともに、日本とフィンランドの文化交流に尽力してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
50
しかけもある絵本。ことばあそびの様な楽しい訳文。絵もとても素敵です✨✨✨2024/10/14
anne@灯れ松明の火
18
展覧会で気になって。穴あき仕掛け絵本。おつかいに出かけたムーミンは、ミムラ姉さんに頼まれて、一緒にミイを探すことになった。さあ、ミイは見つかるかな? 穴の向こうにチラリと見える世界がページをめくると、「あら、こんなだったの?」と変化するのが楽しい。穴あき絵本、単純なのをつくったことがあるが、ページをめくった反対側でも意味を成さないといけないから、難しい。デザイン的なカラフルな絵で、オシャレな仕上がり。2020/02/04
クラムボン
14
画面の一部が切り取られていて、次のページが覗ける仕掛け。文章はリズミカルで詩文に近いので韻を踏んでいるかもしれない。お話はムーミンの朝のおつかいなのだが、小さなトラブルの連続で、ページの最後には必ず「…それから どうなるの?」となる。…でもわずかにカットされた箇所から見える《何か》に期待感が膨らむ。これは紙芝居をめくる時のワクワク感に近いと思う。絵はカラフルで楽しい。2024/08/10
あおい
14
カラフルでページに穴あきの仕掛けがある素敵な絵本。心トキメキます。2019/10/01
退院した雨巫女。
12
《本屋》【再読】前読んだ本が、あまりにも、ボロボロで、やはり新品は、違う。仕掛けが、かなり凄い。2019/07/08
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