出版社内容情報
小笠原 喜康[オガサワラ ヒロヤス]
著・文・その他
片岡 則夫[カタオカ ノリオ]
著・文・その他
内容説明
探究力・構築力・表現力を磨くには?論文術・図書館学習の第一人者がわかりやすく解説。学校の探究学習、卒業論文、新・大学入試対策にも最適!この一冊さえあれば、だれでも論文が書ける。
目次
はじめに 論文を書いてみましょう
1 論文作成の基本の基本―学びの大航海へ出発!
2 テーマの設定―自分の課題の絞り方
3 論文の基礎単位「ピース」をつくる
4 論文資料のあつめ方―先人に学び乗り越えるために
5 論文作成のルール
6 わかる文章・わかってもらえる論文にするために
7 発表とふりかえり
付録 論文チェックシート
著者等紹介
小笠原喜康[オガサワラヒロヤス]
1950年、青森県八戸市生まれ。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)。日本大学文理学部教授。専門は教育認識論、博物館教育論、学力論。著書『大学生のためのレポート・論文術』(講談社現代新書)は初版・新版・最新版累計で四〇万部超のベストセラー
片岡則夫[カタオカノリオ]
1963年、神奈川県生まれ。東京学芸大学大学院修了。清教学園中・高等学校探究科教諭・学校図書館リブラリア館長・関西大学非常勤講師。図書館を使った探究学習・論文作成を長く実践指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
32
これは…。 書けるかもしれない。 何が? 論文が。 やっぱ、自分が興味が持てて 頑張って調べられるテーマ だよね。 頑張ろっと。2019/10/01
Nobuko Hashimoto
31
一緒にお仕事する先生から教えていただいた本。これはいい! 一気読みできる楽しい文体、実践から生まれたことがよくわかる、練りに練られた内容! 「中高生から」というのは単なるマーケティング的なネーミングではなく、本当に幅広い層が使えるものとなっている。学生にありがちな「テーマがデカすぎる」「現在進行形のは無理、やめとき」問題も、あっさり痛快に、それは無理と却下してくれている。大学生はこれ読めって言ったらムッとするかな? でもゴリゴリ勧めようっと。特にテーマ設定のところは。2022/02/12
katoyann
17
中高生に向けた論文作成のための入門書。いまや大学入試は、小論文に代わり、インターネットや図書館を使って、その場で論文を書かされるようになってきているという。本書では、テーマ設定から本の調べ方まで論文の執筆手順が分かりやすく解説されている。大学生向けのレポート指南本を分かりやすくした本と言えるだろうか。本書は意見と引用の峻別など論文執筆において知っておきたい基本知識に加え、探索学習の意義を平たい言葉でまとめている。一般向けかと言われると難しいが、学生が読んでも十分な内容だといえる。2023/06/11
Riopapa
13
自分が学生の頃はこの手の本がなかったので,我流で論文やレポートを書いていた。あの頃にこの本があったら,もう少し楽だったのに。2020/05/07
元よしだ
9
読了~ 大変おもしろかったです。 フィールドワークは無理だけど論文は書ける?? 論文例を集めて自分が書く論文をイメージ?? まずは素材集めから。 2019/01/29