出版社内容情報
その視線は、世界へ!
明治期、多くの研究者・政治家たちが海外に渡り、進んだ文化を吸収していった。
<監修者のことば>
この巻では、近代国家を形成していく明治期日本が、
欧米列強と肩を並べるに至る道程をダイナミックに描いています。
注目は対外関係です。朝鮮の主導権をめぐって日本は、
アジアの大国・清国との間で戦争をはじめます。
近代日本最初の対外戦争に勝利した日本でしたが、
その後、ロシアが南下政策を進め、満洲そして朝鮮へと進出していきます。
日本はイギリスと同盟を結び、ロシアとの交渉を続ける一方で、
戦争への準備を進め、最終的に開戦へと至ります。
日清戦争後、軍備拡張を進めてきた日本は、多大な犠牲を払いながら
「総力戦」としての日露戦争に勝利し、列強の一員となっていきます。
その道程は、東アジアにおける国際関係に大きな変化をもたらします。
近代日本の歩みと国際関係を考えるとき、日清・日露戦争は、
その後の展開にどのような意味をもったのでしょうか。
本巻を通して、世界史的な視点から
明治期日本の対外関係をふりかえってほしいと思います。



