出版社内容情報
天下を、この手に!
天下布武。室町幕府を再興し、乱れた畿内をひとつにするべく織田信長の戦いがはじまる。
<監修者のことば>
いまも昔も、あたらしい技術が伝来したり発明されたりすると、社会も著しく変化します。
日本に鉄砲が伝来し、火薬を用いた武器の技術が発達すると、
戦い方の様相も変化し、群雄割拠していた日本列島に、強大な統一政権がつくられます。
そのさきがけとなった人物が、尾張国出身の織田信長です。
桶狭間の戦いで今川義元をやぶると、美濃国などを制し、
足利義昭を奉じて京都に入り、天下統一への足掛かりとします。
信長がこれだけ成長できた理由は、
もちろん、彼が軍事的に有能であったからということもありますけれども、
まず、畿内に近い豊かな尾張国周辺を押さえることができたという地理的要因も、
大きかったでしょう。
有能な家臣に恵まれて、羽柴秀吉などの身分の低い人物も積極的に登用しました。
ただし、信長の戦いの道は、けっして平坦なものではありませんでした。
反信長の包囲網がつくられて、信長は危機に陥ります。
しかし、ひとつずつ勢力をうちやぶり、
近江国に安土城という豪壮な城を築きました。



