出版社内容情報
武士の時代、はじまる!
源義経は、兄の頼朝の命を受け、一の谷、屋島、壇の浦へと平氏を追いつめていく。
<監修者のことば>
これまで武士は地方の乱で活躍してきましたが、
基本的には貴族たちを守るボディガードでした。
しかし朝廷での勢力争いがはげしくなると、
武力によって政治の実権をにぎろうという動きが生まれ、
源氏・平氏が武家の棟梁として力をのばしました。
保元の乱・平治の乱という京の都で起こった戦乱に勝利した平清盛は
ついに政治の中心に立ち、平氏政権をつくります。
しかし平氏の横暴なふるまいは、貴族たちや他の武士の反発をまねき、
5年にわたる源平合戦の末に壇の浦で滅亡します。
しかし平氏を滅ぼした源頼朝は、それでも戦いをやめませんでした。
頼朝が次に敵としたのは、弟の源義経と奥州藤原氏でした。
彼らを滅ぼすことで、頼朝は唯一の武家の棟梁になったのです。
その500年後にかつて奥州藤原氏の都だった
平泉を訪れた松尾芭蕉は次の句を詠んでいます。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
源平、特に平家の流れがわかりやすく説明されています。また、北条政子の描写が面白く、尻に敷かれている鎌倉殿に笑ってしまいました。娘さんはパラ見。2024/06/01
Book Lover Mr.Garakuta
18
所謂平氏と源氏の物語。知らなかった事を含め。「そうだったんですね。」「教えてくださりありがとうございました。」と思いました。2020/08/26
こゆ
7
小4、一人読み。2023/08/02
姫ママ=^・ω・^=
4
娘の期末テスト範囲だったから借りてみた。歴史がちょい苦手らしい………2020/12/12
まゆこ
3
★★★☆☆2024/04/07