出版社内容情報
「御仏の光で国中を照らしたい」。
あいつぐ飢饉や天災。聖武天皇は、民衆を救うため巨大な仏像の造営を決意する。
<監修者のことば>
奈良の大仏といえば、日本人なら誰もが知っていることでしょう。
奈良時代は、この巨大な金銅仏がつくられた時代です。
律令という法典にもとづく政治がおこなわれ、
国際色豊かな天平文化が花開いた平城の都――奈良を訪れるときは、
現在も発掘調査が続く平城宮跡をぜひ訪れてください。
約8000人の官僚が勤務したみやこの日常は、
木簡などの新たな史料にめぐまれて、いきいきとよみがえってきます。
地方と都城、日本と外国をいきかう人・モノは絶えることなく、
なかには遠く西域や波斯の香りさえ漂っていました。
大仏はこれら多彩な群像を見守ってきたのです。
本巻では平城京の光と影を、最新の研究成果によって描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
14
政権争いについては、闇を感じた。でも、仏教の根差した平和真教え古い時代から影響力があってびっくりする⁉️2020/07/24
まゆこ
4
★★★☆☆2024/03/29
ひろきっち
4
藤原氏がじわじわと権力を握っていく様子が怖い。ここから武士の時代まで権力を持つことになるので、藤原氏は本当にすごい。 またこの奈良時代は仏教によって平和を祈願する時代で、政治と宗教が密接に関連していた時代。 ヨーロッパの歴史を見てみるとユダヤ・キリスト・イスラムと一神教は大変なことになっているので、大陸から伝来してきたのが仏教で本当に良かったと思う。2021/01/12
はる
1
長屋王の死後、藤原四兄弟が死んだのはすごい。称徳天皇と道鏡いいコンビだったんだあ2023/02/23
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