講談社青い鳥文庫 青い鳥文庫版 黒魔女さんの小説教室―チョコといっしょに作家修行！

石崎 洋司/藤田 香/青い鳥文庫編集部【作】

講談社（2019/01発売）

• サイズ B40判／ページ数 208p／高さ 18cm
• 商品コード 9784065143414
• NDC分類 K901
• Cコード C8293

出版社内容情報

人気のウェブ連載をまとめたベストセラー『黒魔女さんの小説教室』が青い鳥文庫に登場！2017年からはじまった＜青い鳥文庫小説賞＞の盛り上がりを受け、「もう一度、『小説教室』を読みたい！」という声におこたえし、より手軽な、青い鳥文庫に。たのしく読めるのに、物語を書くコツがいっぱいです。
さあ、あなたも「黒魔女さんが通る！！」のキャラをつかって、チョコちゃんたちと小説を書いてみましょう！

＜すべての漢字にふりがなつき　小学中級から＞

プロローグ
第１章　黒魔女さん、書き出しでなやむ
第２章　キャラを考えよう、黒魔女さん
第3章　「あたし、チョコ！」の落とし穴
第４章　「場所」を描けば、「気持ち」がわかる！？
第５章　文章が変ですよ、黒魔女さん
第６章　おもしろいアイデアはどこにある？
第７章　そのお話はどこへ行く？
第８章　大流行です、ファンタジー
第９章　それでも小説家になりたいですか？
エピローグ
巻末付録「メグの赤ずきん」ｂｙ藤田香
あとがき「お話のプレゼントを楽しもうよ！」石崎洋司


石崎 洋司［イシザキ ヒロシ］
著・文・その他

藤田 香［フジタ カオリ］
著・文・その他

内容説明

青い鳥文庫の人気ウェブ連載をまとめたベストセラー『黒魔女さんの小説教室』が青い鳥文庫に登場！「黒魔女さん」を読んだことがない人でも楽しく読めて、いまずく小説が書きたくなっちゃうアドバイスがいっぱいです。巻末には、読者の作品を藤田先生がマンガ化した『メグの赤ずきんちゃん』も収録！これを読んで、あなたも「青い鳥文庫小説賞」に応募しちゃおう！小学中級から。

目次

第１章　黒魔女さん、書き出しでなやむ
第２章　キャラを考えよう、黒魔女さん
第３章　「あたし、チョコ！」の落とし穴
第４章　「場所」を描けば、「気持ち」がわかる！？
第５章　文章が変ですよ、黒魔女さん
第６章　おもしろいアイデアはどこにある？
第７章　そのお話はどこへ行く？
第８章　大流行です、ファンタジー
第９章　それでも小説家になりたいですか？

著者等紹介

石崎洋司［イシザキヒロシ］
東京都生まれ。慶応大学経済学部卒業。『世界の果ての魔女学校』（講談社）で野間児童文芸賞、日本児童文芸家協会賞受賞

藤田香［フジタカオリ］
関西出身。講談社青い鳥文庫のさし絵の作品に「黒魔女さんが通る！！」シリーズ、『若草物語』『聖書物語』など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[masabi]

【概要】「黒魔女さんが通る！！」シリーズを例に小説の書き方を解説する。【感想】書き出し、キャラ描写、心情風景描写、ストーリーと解説が進み、徐々に大きな単位になっていく。

2024/08/09

[ジュリ]

小説を書くつもりは今のところないけれど読んでみた。この本を読んでみると「なるほど」と思って簡単に書けそうだけど、いざやってみると難しい。人物描写ってどうやってすればいいんだ？どこに挿入したらいいんだ？どういった方向に話しを持って行ったらいいんだ？などいろいろ考えてしまう。作家さんのやっていることはすごい。子ども向けの本だけれど、作家志望の大人にも役立つ本。

2021/09/10

[yumicomachi]

作家になりたい小中学生が「黒魔女さんが通る！！」シリーズのキャラクターや設定をつかって物語を書きながら「小説を書くことを楽しもう！」という主旨のウェブ連載をまとめなおして書籍化したものだという。小中学生でなくとも(つまり大人でも)「黒魔女さん〜！！」シリーズを読んでいなくとも、小説を書く上で参考になることが盛りだくさんで、しかも読みやすい。実践的でありながらも楽しい一冊で、小中生時代にこんな本があったらよかったのにと今の子どもたちがうらやましくなった。単行本は2009年11月、文庫版は2019年1月刊行。

2021/03/07

[amegahare]

大人が読んでも学びが多い「小・中学生むけの小説教室」。創作の基本的な考え方を体系的に学ぶことができ、個人的には大満足です。「黒魔女さんが通る！！」を未読の私でも十分に楽しめました（「黒魔女さんが通る！！」を読んだことがある方はもっともっと楽しめると思います）。キャラ作りやストーリー構成などの要点が整理されており読みやすかったです。「～は言いました。」と書くことの回避策として、会話と情景描写をからめるテクニックや会話と会話の間をキャラ表情やしぐさでつなぐテクニックなど実践的な内容が特に良かった！！

2024/10/18

[食パン]

小３

2024/03/08