講談社タイガ<br> 魍魎桜―よろず建物因縁帳

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講談社タイガ
魍魎桜―よろず建物因縁帳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065143056
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

魂呼び桜には恋と呪いが宿る。祓い師・仙龍の死期が迫るなか、彼を想う春菜が下した決断とは――。魂呼び桜には恋と呪いが宿る。
祓い師・仙龍の死期が迫るなか、彼を想う春菜が下した決断とは――。

☆☆☆

土地を支えていたのはミイラ化した人柱だった。
漆喰の繭に包まれた坊主の遺骸が発掘されると同時に、近辺では老婆の死霊が住民を憑き殺す事件が多発。
曳き屋・仙龍と調査に乗り出した広告代理店勤務の春菜が見たものは、自身を蝕む老婆の呪いと、仙龍の残り少ない命を示す黒き鎖だった――!
ひそかに想いを寄せる仙龍のため、春菜は自らのサニワと向き合うことを決意する。

内藤 了[ナイトウ リョウ]
著・文・その他

内容説明

土地を支えていたのはミイラ化した人柱だった。漆喰の繭に包まれた坊主の遺骸が発掘されると同時に、近辺では老婆の死霊が住民を憑き殺す事件が多発。曳き屋・仙龍と調査に乗り出した広告代理店勤務の春菜が見たものは、自身を蝕む老婆の呪いと、仙龍の残り少ない命を示す黒き鎖だった―!ひそかに想いを寄せる仙龍のため、春菜は自らのサニワと向き合うことを決意する。

著者等紹介

内藤了[ナイトウリョウ]
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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utinopoti27

166
地滑り現場で発見された古い人骨をきっかけに、勃発する数々の怪奇現象。そこには鎌倉時代の人柱伝説に纏わる悲恋が関係していた。樹齢8百年にも及ぶ桜に宿る女の因縁を鎮めるべく、曳き屋・仙龍と、サニワ・春菜が調査に乗り出すが・・。今回の読みどころは、いつものオドロオドロしさをやや抑え気味にして、悠久の時を超えた悲恋の行く末を、情感たっぷりに描いているところだろうか。深夜、突如咲き始めた老木の下で繰り広げられる荘厳な儀式。やがてあたり一面を染め尽くす桜吹雪。手を取り合う男女の幻・・。シリーズ随一の幻想美に酔う。2021/03/30

nuit@積読消化中

136
このシリーズもあっという間に第5弾!悲恋の魂呼び桜のお話。ふと窓の外に満開の桜が見えて切なくなりました。しかし、相変わらず素直じゃないのか単なる奥手なのか、春菜の恋の発展はないまま…。そんな中、隠温羅流の因縁の鎖を切る方法が少しだけ見えてきた!?次回も楽しみに待っています。2019/04/04

ちょろこ

119
シリーズ第五弾、の一冊。今作は至るところに 散りばめられた“想い”なるものにグッとさせられた。人が人を想う気持ちはどうしてこうも心を掻き立てるのだろう。ただでさえ満開の桜のその美には心奪われるのに…この曳きの儀式の瞬間は桜の吐息を感じると共に想いが宿る花びら一枚にまで最高に魅せられ心ざわつかされずにはいられなかった。仙龍に対しての春菜の想いも今までで一番好感を持てた。そして何よりも魂呼び桜、人柱…その土地に根付く伝承を見届ける土地の人の想い、そしてそれを大切に保存する想い、良かったなぁ。2020/03/28

mint☆

104
シリーズ5作目。今回が一番面白かったです。春菜のキャラが毎回イヤだなぁ思っていましたが、この性格だからサニワに向いているってことなんですね。今回は色々見えてきてストーリーが一気に進んだ感じがします。魂呼び桜を曳くシーンは泣けてきました。怖くて切ないこのシリーズ好きですねぇ。次回作も楽しみです。2019/04/17

ぽんすけ

98
好みの問題だけど私はこの話が一番切なくて好き。初めは人柱の祟りかと思ったし、死霊のおばあちゃんが怖すぎるやろと思ったけど(夜中に春菜の胸の上に乗っかってくるのだけはやめてください)、事情を知れば切ないという気持ちしかない。枝垂れ櫻の巨木が枯れてしまった時ショックだったが、棟梁が高砂を朗々と唄いあげると一斉に花が咲き誇る場面が、最高にドラマティックで圧倒される。年若い娘が老いて亡くなり、その後も何百年も大事な人を想い続け、やがて桜そのものの化身になるほどの愛情。最後お坊様が迎えにきてくれてよかった。幸せに。2021/04/01

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