出版社内容情報
人気シリーズ「QED」、千葉千波の事件日記、「古事記異聞」が一冊に。タタルと雅が交錯する書き下ろし中編「木曾殿最期」収録!デビュー20周年、講談社ノベルス53冊目は、歴史ミステリ「QED」、論理パズル「千葉千波の事件日記」など、人気シリーズの各短編が一冊に詰まった贅沢な短編集。「古事記異聞」の橘樹雅と、桑原崇・棚旗奈々が旅先で出会い、雅の進路を決定づける出来事を描いた中編「木曾殿最期」を書き下ろし。高田作品の幅広い魅力が楽しめるお得な一冊。
高田 崇史[タカダ タカフミ]
著・文・その他
内容説明
デビュー20周年、講談社ノベルス53冊目は、歴史ミステリ「QED」、論理パズル「千葉千波の事件日記」など、人気シリーズの各短編が一冊に詰まった贅沢な短編集。「古事記異聞」の橘樹雅と、桑原崇・棚旗奈々が旅先で出会い、雅の進路を決定づける出来事を描いた中編「木曾殿最期」を書き下ろし。高田作品の幅広い魅力が楽しめるお得な一冊。
著者等紹介
高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。『QED百人一首の呪』(講談社ノベルス)で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
65
デビュー20周年記念の短編集。QEDシリーズなど色んな作品が入ってました。二編は既読。タタルと雅が出くわす『木曽殿最期』は題材も好みだし、あの辺りを訪れたことがあるので楽しく読みました。石山寺や義仲寺は行ったけど、今井兼平のお墓には行かなかったなぁ…2019/02/01
yukision
64
高田さんの作品は1冊しか読んだことが無い上にQEDシリーズは全く読んだことが無いのになぜか借りてきてしまった。短編だったので思ったよりすんなり読めた上にシリーズを読んだことが無くてもそれぞれ楽しめたが,ほかの作品も読んでいたらもっと楽しかったはず。あと,もっと日本史をしっかり勉強していたら更に楽しいと思った。2021/09/18
ポチ
51
書き下ろしの「木曾殿最期」が良かったなぁ。タタルと奈々はやっぱりいいなぁ。殺人事件を絡めなくてもちゃんと“QED”してますね。2019/02/23
るぴん
44
デビュー20周年記念の短編集。「九段坂の春」のみ既読。高田さんはQEDシリーズしか読んだことがないけれど、千葉千波のパズルシリーズは私には合わなかった。書き下ろしの「木曾殿最期」がやはり一番面白い。タタルと奈々のその後もわかったし、木曾義仲についての考察も興味深かった。以前読んだ『軍神の血脈』の楠木正成と木曾義仲の印象がダブる。自作解説を袋とじにした意味は何だったんだろう?2019/01/28
Syo
38
古い話かと思いきや 書き下ろしもあって お得感満載。 万葉集や古今、新古今を 研究しよっと。 木曽義仲や松尾芭蕉も。 巴御前ね。 うんうん。 2019/03/30