講談社文芸文庫<br> ラフォルグ抄

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講談社文芸文庫
ラフォルグ抄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784065140383
  • NDC分類 953
  • Cコード C0198

出版社内容情報

『ヨオロッパの世紀末』にも連なる訳業。若き吉田健一が魂を震わせた、19世紀末フランスの夭折詩人による「近代の絶唱」。19世紀末フランスの夭折詩人ラフォルグ。象徴派が勃興する中、近代の倦怠を知的な抒情とした天才が遺した散文集『伝説的な道徳劇』は、若き日をヨーロッパで過ごした吉田健一にとって「前世か何かで自分が書いたことをそれまで忘れていた感じだった」と語らしめ、耽読して止まなかった魂の邂逅の書であった。同じく遺作の詩集『最後の詩』と共に吉田の名訳で贈る。





吉田 健一[ヨシダ ケンイチ]
翻訳

ラフォルグ[ラフォルグ]
著・文・その他

内容説明

十九世紀末フランスの夭折詩人ラフォルグ。象徴派が勃興する中、近代の倦怠を知的な抒情とした天才が遺した散文集『伝説的な道徳劇』は、若き日をヨーロッパで過ごした吉田健一にとって「前世か何かで自分が書いたことをそれまで忘れていた感じだった」と語らしめ、耽読して止まなかった魂の邂逅の書であった。同じく遺作の詩集『最後の詩』と共に名訳で贈る。

目次

最後の詩(冬が来る;三つの角笛の事件;日曜日;日曜日;嘆願;簡単な臨終;月の独奏;伝説;或る亡くなった女に)
伝説的な道徳劇(ハムレット;薔薇の奇蹟;パルシファルの子、ロオヘングリン;サロメ;パンとシリンクス;ペルセウスとアンドロメダ)

著者等紹介

ラフォルグ[ラフォルグ] [Laforgue,Jules]
1860・8・16~1887・8・20。フランスの詩人、象徴派に属し、自由詩の創始者のひとり。1876年からパリに暮らし、ブールジェら文学者と交流。81年からドイツで皇后の侍講を務める。85年、第一詩集『嘆きぶし』で注目され、同年『我が月の聖母に倣いて』を刊行。86年創刊の雑誌「ラ・ヴォーグ」などに詩や散文を発表。同年パリに戻る。翌87年、結核のため27歳で逝去。若き日のT・S・エリオットやエズラ・パウンドなどに影響を与えた

吉田健一[ヨシダケンイチ]
1912・3・27~1977・8・3。批評家・作家。東京都生まれ。ケンブリッジ大学中退。外交官の父吉田茂(後の首相)の任地に従って中国、フランス、イギリスで育つ。1931年、大学を退学して帰国。ポーやヴァレリーの翻訳から文学活動を開始し、39年、中村光夫らと同人誌「批評」を創刊。戦後は翻訳、評論、随筆と一挙に幅広い活動を始め、言葉による表現の重要性を唱えた。主な評論に『英国の文学』、小説に『瓦礫の中』など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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刳森伸一

4
遺作となった「最後の詩」と散文集「伝説的道徳劇」を所収。甘美な雰囲気を漂わせる詩文には独特な美が宿っている。やや感傷的な気もしなくはないが、一読の価値はある。 2019/04/15

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