むこう岸

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むこう岸

  • 安田 夏菜【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2018/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065139080
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

進学校で落ちこぼれ公立中学に転校した和真と、働けない母と生活保護を受けて生きる樹希。立ちはだかる貧困。それでも為す術はある!【対象:小学校高学年以上】
児童文学作家、ひこ・田中氏がイッキ読み! 「『貧乏なのはそいつの責任』なんて蹴っ飛ばし、権利を守るため、地道に情報を集める二人。うん。痛快だ。」

小さなころから、勉強だけは得意だった山之内和真は、必死の受験勉強の末、有名進学校である「蒼洋中学」に合格するが、トップレベルの生徒たちとの埋めようもない能力の差を見せつけられ、中三になって公立中学への転校を余儀なくされた。
ちっちゃいころからタフな女の子だった佐野樹希は、小五のとき、パパを事故で亡くした。残された母のお腹には新しい命が宿っていた。いまは母と妹と三人、生活保護を受けて暮らしている。
ふとしたきっかけで顔を出すようになった『カフェ・居場所』で互いの生活環境を知る二人。和真は「生活レベルが低い人たちが苦手だ」と樹希に苦手意識を持ち、樹希は「恵まれた家で育ってきたくせに」と、和真が見せる甘さを許せない。
中学生の前に立ちはだかる「貧困」というリアルに、彼ら自身が解決のために動けることはないのだろうか。
講談社児童文学新人賞出身作家が、中三の少年と少女とともに、手探りで探し当てた一筋の光。それは、生易しくはないけれど、たしかな手応えをもっていた――。

十二歳の春
おなじく十二歳の春
1.挫折〈山之内和真〉
2.苛立ち〈佐野樹希〉
3.衝撃〈山之内和真〉
4.忍耐〈佐野樹希〉
5.哀れみ〈山之内和真〉
6.羨望〈佐野樹希〉
7.逃避〈山之内和真〉
8.共鳴〈佐野樹希〉
9.落胆〈山之内和真〉
10.探究〈山之内和真〉
11.希望〈佐野樹希〉
12.喪失〈山之内和真〉
13.不安〈佐野樹希〉
14.脱出〈佐野樹希〉
15.旅立ち〈山之内和真〉


安田 夏菜[ヤスダ カナ]
著・文・その他

内容説明

貧しさは、あきらめる理由になんてならない。有名進学校の授業についていけず、公立中学に転校した少年。父を事故で亡くし、母と妹と三人、生活保護を受けて暮らす少女。少年は「生活レベルが低い人」と少女に苦手意識を持ち、少女は「恵まれた家で育ってきたくせに」と少年の甘えを許せない。そんな反目する二人が直面する、「貧しさゆえに機会を奪われる」ことの不条理。中三の少女と少年は、いかにして「貧困」に立ち向かうのか。

著者等紹介

安田夏菜[ヤスダカナ]
兵庫県西宮市生まれ。大阪教育大学卒業。『あしたも、さんかく』で第54回講談社児童文学新人賞に佳作入選(出版にあたり『あしたも、さんかく毎日が落語日和』と改題)。第5回上方落語台本募集で入賞した創作落語が天満天神繁昌亭にて口演される。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

203
なんとも深いタイトルだと読後にあらためて納得。自覚無自覚は別にして誰にも『むこう岸』がある。それは、例えば『生活保護』という生きる為の制度。『肌の色』という差別。『学力や親の庇護』という子供には強烈な現実だったりする。他者と比べて得る優越感でこの社会は構築されている。『生保』と言う言葉は知ってはいるけれど、中身は何も知らない。それは私にとっての『むこう岸』だから?胸に突き刺さる。この子等が生き難い社会は誰の所為?生きる力を考えさせられつつ読了。2019/02/27

しいたけ

117
シンプルに言えば「ボーイ・ミーツ・ガール」なのだ。ただ読み終えている身としては、医者である父が歪にしてしまっている家庭で押しつぶされている少年と、生活保護世帯で妹と精神を病んだ母の世話をしている少女との肉付けや、その他の登場人物諸々のせいで、多種多様な感動をこうむった。貧困は努力が足りなかったせいではない。親世代が持つ間違った偏見や卑屈を跳ね返してこそ、子どもらは大きくなれる。そこには必ず出会いが存在する。向こう岸と思っていた場所に自分の居場所を見つける。なんて素敵な出会いだろう。2020/02/28

ムーミン

102
「嘆いても責めても、人って決して変わらないんだよね。返す言葉もなくて、ただうずくまってしまう。変われるとしたら、誰かと上手に関わりを持てたときだけ」自分にとって出会うべくして出会えた一冊のような気がします。「子どもの貧困」という言葉が誰かにとって都合のいいように使われている今の世の中。今の自分の立場で考えるべきこと、やるべきこと、できること。大事にしたい一冊です。2019/01/27

ゆみねこ

102
有名進学校からドロップアウトして公立中学校に転校した山之内和真は、父を亡くし病気の母と幼い妹と生活保護を受けて暮らす少女・佐野樹希と知り合う。貧しさゆえに機会を奪われることの不条理に、中三の少年少女がいかにして立ち向かうのか。「生活保護」について、とても分かりやすく書かれた1冊。中学生以上の皆さんにお薦めです。安田夏菜さん、初読み。2019/01/05

はる

90
素敵な物語だった。真っ直ぐで一生懸命な子供たちの姿に勇気をもらった。進学校からドロップアウトしてしまった少年と、生活保護を受けながら家族を支える少女…。こういうテーマだとリアルに描き過ぎると読むのがしんどくなってしまうのだけれど、この作品はいい意味で「物語」性を重視した筆致。しっかりと問題提起しつつ、爽やかな読後感となっている。「人間って捨てたもんじゃない」。そう信じたい。2019/08/09

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