レジェンドノベルス ソシャゲダンジョン〈１〉レア度Ｒの反逆

止流 うず【著】

講談社（2018/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 320p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065135921
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

ソーシャルゲーム風異世界に転移したとある高校の生徒達。新井忠次は自身のレアリティが微妙である事に嘆きながらもクリアを目指す。ある日、ソーシャルゲーム風の異世界に転移させられたとある高校の生徒たち。
主人公・新井忠次は、自身のレアリティがさほど高くもない「R」であることを嘆いていた。しかも仲間がより低レアであったことで見切りをつけ、パーティーを抜け単独行動を開始。その身勝手さから周りに嫌われ、さまざまなステージでたった一人でのステージクリアをすることを余儀なくされる。
そんな中、忠次は総毛だつほどの美少女・神園華と出会い、死と絶望の淵にあった彼女を救う。
華は忠次のことを「かみさま」と呼び盲信するが、それには彼女に刻まれた惨たらしい経緯が関係していた。普通にソーシャルゲームの知識を持っていれば簡単に回避可能できる事態を乗り越えられなかったのだ。
華を救い出し行動を共にすることで、ステージの攻略はより進むようになる。
忠次は、もともと思いを寄せていた学園のマドンナ的女子生徒・御衣木栞が、忠次の最も憎む男子生徒とパーティを組んでいることに私怨をいだきながらも、日々ダンジョン攻略に精を出す。
だってーーそんなことを神園華に知られた日には、嫉妬からいったいどんなことになるか想像もつかないのだからーー。

止流 うず［シリュウ ウズ］
著・文・その他

大熊 まい［オオクマ マイ］
イラスト

内容説明

ソーシャルゲーム風の異世界に転移させられた、とある高校の生徒たち。その中の一人、新井忠次は、自身のレアリティがさほど高くもない「Ｒ」であることを嘆いていた。しかも仲間に見切りをつけパーティーを抜けたことで周りに嫌われ、一人でのステージ攻略を余儀なくされる。そんな中、忠次は絶世の美少女・神園華と出会い、彼女の窮地を救う。華は忠次を「かみさま」と呼び崇拝するが、それには彼女に刻まれた惨たらしい経緯が関係していた―！

著者等紹介

止流うず［シリュウウズ］
１９８８年２月３日生まれ。山梨県出身。大学卒業後、専門学校などを経て「小説家になろう」へ作品の投稿をはじめる。２０１２年３月『新世界英傑殺し』（アルファポリス）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しまふくろう]

表紙が格好良くて購入。挿絵は無かった。なんてこった。　物語は学校の生徒達全員がソーシャルゲームのような異世界に飛ばされてしまう話。各人にレアリティや職業が付いていたりパーティー編成があったり等のソシャゲ要素が格差となって軋轢が産まれる展開が面白かった。　ふと思ったけど、ソシャゲという事はこのダンジョンはサービス終了まで終わりが無いんじゃなかろうか。大丈夫なのか。

2019/02/04

[じお]

★★☆☆☆　学校の生徒全員がゲームめいた異世界に転移した中、新井忠次は漫然と過ごす日々に危機感を覚え行動を起こすのだが、クズとヤンデレのソシャゲラノベ第1巻。「やる夫が異世界で塔に挑まされるようです」のスレ主の作品だったので読了、ああ、そういやこういう作風だったよな…と雑感。まず問題１、ソシャゲ的な強化とかバトルとかかなりしっかり書いてあるのですが、私ゲーマーですがソシャゲ嫌いなので正直楽しくないです。問題２、主人公が「小胆にして傲慢」と作中であるように普通にクズな小物感がありあんまり好きになれません→

2020/10/02

[ききぞう]

これは面白い。題名はソシャゲですが話中にシステムの説明があるので、ソシャゲをしたことがなくても問題ありませんでした。 ヒロインのインパクトが凄い。ヤバいのに不思議な魅力のあるヒロインを書き切る作者の力量を感じました。

2021/01/21

[くま吉]

★★★☆☆ ヤンデレが増殖しました。 ただいづれももとから問題があります。 主人公は良い意味でぶっ壊れた性格でいいのだが、それ以外がひどい。 倒したくなるような性格ではなく、関わりあいたくない性格の奴らばかりで、強くなって倒して欲しいと微塵も思えない。

2020/01/19

[黒とかげ]

うーん。主人公よりもヒロインの方がはるかにキャラが立っているのがなぁ。ゲーム部分がテンプレなだけに、なおさら目立ってしまう。

2021/02/19