アフタヌーンＫＣ ｇｏｏｄ！ＡＦＴＥＲＮＯＯＮ やさしいヒカリ 〈１〉

中村ひなた

講談社（2018/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065134450
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

息つく暇のない生活から一転、穏やかな離島で再就職した三宅。同居人の女子高生・日和子を案内人に、新たな暮らしが始まります！例えば、どこか遠くで暮らすとしたら――。息つく暇のない生活を送るサラリーマン・三宅が再就職で行き着いたのは、穏やかに時間が流れる月輪島。女子高生が案内人の、新たな暮らしが始まる！　潮風薫るリラックス・ドラマ開幕!!

中村 ひなた［ナカムラ ヒナタ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[緋莢]

新刊も、録画した番組や観たい映画も溜まっていく一方で、友人との飲み会も キャンセルしてしまうほど、休日は疲れて眠るばかりの三宅。ある日、駅で倒れてしまったのを きっかけに会社を辞める。そんな中、友人からの紹介で、島の簡易郵便局の局長をやらないか？ と言われて…郵便局と一緒に喫茶店をやる綿里家と交流、特に配達のバイトをしている女子高生の 日和子とのやり取りが中心となって、展開していきます。劇的な出来事は起こりませんが 退屈な訳では無く、読後、ゆったりとした気持ちになる事が出来ます。

2023/05/08

[新天地]

息つく間もないサラリーマン生活をしていた三宅が身体を壊して退職、郵便局員として再就職した先は小さな離島・月輪島。そこでの何気ない日常を描く。このマンガでは、月輪島では本当に他とは時の流れ方が違う。静かに穏やかにゆっくりと時が過ぎてゆく。起きる出来事も小鳥のひなが巣から落ちたとか、迷子の子の世話とか、雨上がりに虹がでたとか、高校生が進路で悩むとかごく普通の事しか起きないがそれがとても癒しのひと時だった。

2018/12/28

[リク@ぼっち党員]

疲れたときには無理しなくてもいい。立ち止まったって、逃げ出したっていい。リスタートする権利は誰にだってあるのだから。仕事に追われ疲れ果てたサラリーマンが離島でのセカンドライフ。タイトルの通りやさしい世界。みんないい人。登場人物の表情が豊かで、心の動きがすごく伝わってきた。閉鎖された田舎だから、外からの影響で変化する。飛鳥と接することで日和子にどのような変化が訪れるか、またその逆も楽しみ。

2018/11/12

[Merino]

★★★★☆あともうちょっと、ほんとあと少しだけ、余計なものを削ぎ落とせばピュアになると思う。

2019/06/15

[えふ]

癒し系。疲れてるとき読みたい。

2019/05/14