講談社文芸文庫<br> 昭和期デカダン短篇集

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講談社文芸文庫
昭和期デカダン短篇集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 406p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784065133002
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

頽廃、厭世、反倫理、アナーキー、およびそこからの反転。昭和期のラディカルな文学的実践十三編の背後に秘められた、思想的格闘。敗戦後の昭和20年代、そして高度経済成長と新左翼運動の昭和40年代。
世を根底から疑い、これに背を向け、あるいは反逆しようとする「デカダン文学」なるものが、とりわけこの二つの時代を中心に現れ出た。
頽廃、厭世、反倫理、アナーキー、およびそこからの反転。
昭和期のラディカルな文学的実践十三編を照射し、その背後に秘められた思想的格闘を巨視的に読みなおす。

〈収録作品〉
葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」
宮嶋資夫「安全弁」
坂口安吾「勉強記」「禅僧」
太宰治「花火」「父」
田中英光「離魂」
織田作之助「影絵」「郷愁」
島尾敏雄「家の中」
三島由紀夫「憂国」
野坂昭如「骨餓身峠死人葛」
中上健次「十九歳の地図」
(計13篇)


セメント樽の中の手紙
安全弁
勉強記
禅僧
花火

離魂
影絵
郷愁
家の中
憂国
骨餓身峠死人葛
十九歳の地図


道籏 泰三[ミチハタ タイゾウ]
編集

太宰 治[ダザイ オサム]
著・文・その他

織田 作之助[オタ ゙ サクノスケ]
著・文・その他

坂口 安吾[サカグチ アンゴ]
著・文・その他

野坂 昭如[ノサカ アキユキ]
著・文・その他

中上 健次[ナカガミ ケンジ]
著・文・その他

島尾 敏雄[シマオ トシオ]
著・文・その他

内容説明

敗戦後の昭和二十年代、そして高度経済成長と新左翼運動の昭和四十年代。世を根底から疑い、これに背を向け、あるいは反逆しようとする「デカダン文学」なるものが、とりわけこの二つの時代を中心に現れ出た。頽廃、厭世、反倫理、アナーキー、およびそこからの反転。昭和期のラディカルな文学的実践十三編を照射し、その背後に秘められた思想的格闘を巨視的に読みなおす。

著者等紹介

道籏泰三[ミチハタタイゾウ]
1949・10・8~。専門領域はドイツ文学・思想。1976年京都大学文学部独文科卒。79年同大学院修士課程修了。弘前大学を経て98年京都大学教授。2015年京都大学定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まんだむ

3
初めて読む作家ばかりで楽しめた。ただ、内容が内容だけに、読み切るのに体力のいる一冊でした。葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」は何度読んでもいいし、続く宮嶋資夫の「安全弁」も良かった。衝撃だったのは、ラスト三つの、三島由紀夫の「憂国」、野坂昭如の「骨餓身峠死人葛」、中上健次の「十九歳の地図」。どれもすごいし、読んで良かった一冊でした。2019/02/02

三毛猫座(みけ

3
三島由紀夫の憂国、初めて読んだ。趣味丸出しですごい笑!野坂昭如の骨餓身峠死人葛、これも圧巻。こんな小説は初めて読んだし、引き込まれた。2018/11/30

あにこ

2
収録作が豪華。しかしチープではない。さすがは講談社文芸文庫。そのセンス良いはずの選者の解説が、のっけから『デカい箪笥』が云々というのには閉口した。恐ろしいほど寒い話だがこれはマジなのだ。■三島由紀夫の『憂国』は今回初めて読んだが、これほど美しい話はない。趣味丸出しで凡人ならば芸にならぬところが、一周回って立派な芸術作品になり得ている。■『十九歳の地図』、これはすごい。センスがむき出しである。物語が大きく動くことはないが、異様な活力が渦巻いている。2019/12/26

カワハ

2
デカダンな名作ばかりを集めた短編集。デカダンといえば自分は安吾や太宰、織田作などの無頼派が思い浮かび、本書でも彼らの作品は充分面白いのですが、圧巻は野坂昭如の骨飢身峠死人葛(ほねがみとうげほとけかずら)。どうしようもなく欲と性と死の香りが匂い立つのに、目を背けたくなるどころかぐいぐいと引き込まれる。それは、死人を養分として綺麗な花を咲かせる死人葛のように、どこか美しささえも感じる程でした。2019/10/10

三井寿里

1
やっと読み終えた…というのが本音。「デカダン小説」は私には合わないことが判りました。フィクションは少なくほぼ作家が体験したこと、私小説に近いというのも、嫌悪感の原因かも。妻子に構わず不倫に酒にと遊び歩き、そのくせ次々に子を作るかと思えば、ヒロポン打ちまくったり病気になっても病院に行かずでたらめな売薬服用やら民間療法やら。編者は解説で「デカダン小説」を生み出した作家の苦悶、目指した所を語っていましたが──いやそれでもこいつら許せねえw優れた作品であることと好き嫌いは別、ということにしておきます。2019/10/12

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