雑賀のいくさ姫

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065132852
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

南蛮船を操る紀州雑賀のいくさ姫「鶴」が西国大名オールスター水軍とともに、日本を狙う大海賊と雌雄を決する一大海戦を描く傑作長編海の上なら、大逆転がある!

織田信長が畿内を席巻しはじめた戦国末期。
イスパニアのイダルゴ(騎士)の家系に生まれたジョアンは、内紛と難波のはてに、紀州雑賀のいくさ姫、鶴に拾われる。鶴はカラベル船を修復した「戦姫丸」に乗って商いのために南洋に向かうが、海賊や大大名の思惑、そして自らの過去に巻き込まれていく。
雑賀、村上、毛利、大友、島津――戦国の西国大名オールスター水軍が、日本を狙う大海賊と雌雄を決する一大海戦を描く、歴史海洋小説の傑作。

天野 純希[アマノ スミキ]
著・文・その他

内容説明

イスパニアのイダルゴ(騎士)の家系に生まれたジョアンは、乗り込んだ船での内紛と難破のはてに、紀伊雑賀のいくさ姫、鶴に拾われる。鶴はカラベル船を修復した「戦姫丸」に乗って商いのためにジョアンらと南洋に向かうが、海賊や大名の思惑、そして過去の因縁に巻き込まれていく。雑賀、村上、毛利、大友、島津―戦国の西国大名オールスター水軍が、日本を狙う大海賊と雌雄を決する。

著者等紹介

天野純希[アマノスミキ]
1979年愛知県生まれ。愛知大学文学部史学科卒業。2007年「桃山ビート・トライブ」で第20回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。13年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とん大西

114
操る船は縦横無尽、並み居る海賊一網打尽。紀州は雑賀の鶴姫の海洋冒険痛快活劇-明るく勇ましい表紙がこの物語の躍動感を表しています。紀州沖で南蛮船が座礁。じゃじゃ馬鶴姫が唯一の生き残りジョアンを無理矢理手下に引き入れ、雑賀の手練れ達と大海原に繰り出します。かなりの脚色があるにせよ「村上海賊の娘」を彷彿させるワクワク感。「破天の剣」の島津家久も登場するニクい演出。まさに痛快活劇で面白かったです。【…関係ないけど、読書久々、レビュー久々です(^_^;)2週間ほどのブランクでも読書の仕方って忘れてまうね…】2018/12/23

ゆみねこ

77
雑賀水軍の姫・鶴が、戦国の西国大名の水軍と力を合わせ、明国の海賊と戦う。スケールの大きさと読みやすい文章で楽しめる1冊です。2019/07/17

ずっきん

72
なんて破天荒で痛快な海洋冒険活劇だ。島津、毛利、村上の豪華オールスター水軍が明国大海賊を迎え討つ。隠し玉は南蛮船を操る孫一の娘。サムライ、ジパングに憧れイスパニアから流れ着いたジョアン、隻眼の遣い手兵庫、若きスナイパー蛍。世は戦国乱世、敵はもちろん味方も大名といえど腹に一物も二物も持つギャングスタどもである。美しき女暗殺者が登場するにいたっては、物語の様相はもはや『いくさ姫に、あたしは、なる!』である。直近で読んだ『島津義弘伝』とは一転、軽妙爽快な語り口。四の五の言わずにこの荒唐無稽を楽しめばよい→続く 2019/02/10

さつき

68
雑賀衆、村上水軍、島津、毛利の水軍まで登場して明国海賊を相手に派手な海戦を繰り広げるストーリー。題材は面白いのですが、どうにも入り込めず。豪華な登場人物が次々出てきますが、誰にも今ひとつ思い入れを持てませんでした。2019/04/30

future4227

61
『村上海賊の娘』の雑賀版といったところか。こちらは雑賀孫一の娘が海賊のごとく海で暴れ回る。九州占領を目論む明国海賊の討伐のため、水軍有する島津、毛利をはじめとする各諸大名が一致団結、という史実度外視の痛快活劇。これは歴史小説として読んではいけない。絶対ありえない展開なので。でも、エンタメ小説として読めば、かなり面白い。村上海賊と甲乙つけがたい作品である。姫とドMの左近とのやり取りも、殺伐とした空気を和ませてくれる。どうせありえない話なら、村上海賊の娘とタッグを組んで欲しい。そうしたら無敵艦隊になるはず。2019/05/21

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