出版社内容情報
4億人の都市住民が、9億人の農民戸籍者から搾取しながら成長する中国の体制を守るため、習近平はデジタル文化大革命を開始した! 著者の書籍は中国のブラックリストの載った。もう中国を訪問することはできない。中国の空港で飛行機からイミグレーションに向かおうとした瞬間、顔認証システムを備えたカメラが筆者の顔を捉え、官憲によって別室に連れていかれ、スパイ容疑で逮捕される可能性があるからだ。
――これが、4億人の既得権者たる都市住民が、9億人の農民戸籍者たちから搾取しながら成長する現在の中国の体制を守るため、習近平が始めた「デジタル文化大革命」の恐ろしい実態だ。
1966年の文化大革命――それが中国に何をもたらすか、正しく見通すことができた人はいなかった。「デジタル文化大革命」が始まった2018年の状況は、1966年によく似ている。隣国である中国で新たな運動が始まった。日本人はその動きを注視し、その行方を的確に見通す必要がある。
川島 博之[カワシマ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
共産党の崩壊は必至!!民衆の反撃を殺すためヒトラーと化す習近平!新聞・テレビが絶対に報じない真実。
目次
序章 中国人が嘆く「デジタル文化大革命」
第1章 中国バブルは必ず崩壊する
第2章 インターネットと独裁の親和性
第3章 習近平はヒトラーなのか
第4章 超格差社会を隠蔽する「デジタル文化大革命」
第5章 文化と創造力を殺す「デジタル文化大革命」
終章 中国の二〇三五年
著者等紹介
川島博之[カワシマヒロユキ]
1953年、東京都に生まれる。東京大学工学博士。東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。専門は、開発経済学、環境経済学。2011年には、行政刷新会議ワーキンググループ(提言型政策仕分け)の評価者を務める。1977年、東京水産大学卒業。1983年、東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得のうえ退学。農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、ロンドン大学客員研究員なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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