内容説明
カスタネダの流れをくむドン・ミゲル・ルイスは、古代メキシコの「トルテック」の智恵にもとづいて、われわれを覚醒させ、人生をすみやかに変え、真の自由と幸福をもたらすことができる力強い教えを『四つの約束』としてまとめた。発売後、全米で『神との対話』を抜いてこのジャンルでベストセラーとなった本書は、人生を暗くし、不必要な苦しみを生む元になっている様々な自縛的信念を明るみに出し、われわれを広々とした明るい世界へと誘う。
目次
第1章 飼い慣らしと地球の夢
第2章 最初の約束―正しい言葉を使うこと
第3章 第二の約束―なにごとも個人的に受け取らないこと
第4章 第三の約束―思いこみをしないこと
第5章 第四の約束―つねにベストを尽くすこと
第6章 トルテックの自由の道―古い合意を破ること
第7章 新しい夢―地上の天国
祈り
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanaoka 57
8
この世界は自分の世界なのであり、他人の世界では絶対的にない。そして、他人が干渉することもできない。どのような世界を創るかは、自分の選択による。この世界は幻想であり夢である。規範や信念に合意し、与えられた夢に捕らわれるのではなく、自ら戦士として夢を支配すべきである。混乱ではなく、秩序をもって、シンプルに、反応ではなく行為をもって、強烈に今を生きること。そして全ての行為は、神聖な儀式となる。 幸福とは、それを選択することであり、苦しみもまた同じである。 2017/06/03
Gotoran
7
4回目の再読本。ナワールの祖父、ヒーラーの母という家庭で育った著者は、外科医になるが交通事故での臨死体験を契機にトルテックの道を歩む。四つの約束とは、正しい言葉を使う、なにごとも個人的に受け取らない、思い込みをしない、つねにベストを尽くす。アレン哲学、天風哲学、龍樹、釈迦にも通じる。訳者も言っている、シュタイナー、クリシュナムルティ、ケン・ウイルバーに通じると。在り方の根本原則。NLP実践者必読書の1つ。2011/05/16
Gotoran
5
1.正しい言葉を使う 2.個人的に受け取らない 3.思い込みをしない 4.つねにベストをつくす 「思考に気を付けなさい、やがて言葉になりますから。言葉に気を付けなさい、やがて行動になりますから。行動に気を付けなさい、やがて習慣になりますから。習慣に気を付けなさい、やがて性格になりますから。性格に気を付けなさい、やがて運命になりますから。」(M.テレサ)が連想された。2010/11/07
n0r0 t3ru0
3
おれは、輪廻転生否定派なので、それについての言及がないのもいい。生まれ変わりを認める=生まれつきの善悪正邪を業として受け止める=差別主義者ってのが俺のルール。子供の自殺の一因でもあるし。4つのワークをブツブツやってたら、2か月位で蒼穹が堕ちてきた。あの瞬間あの驚愕あの透明感を悟りというのなら、安いものだと思った。悟りというのは永続しない経過点だから、何の足しにもならんという読書メーターデフォルトアイコンみたいな顔になったのもいい思い出。2017/10/24
さんさん
3
四つの約束を守ることで、喜びと充足に満ちた人生を歩むことが可能となる。 1.正しい言葉を使う(外面的にも内面的にもネガティブな言葉を使わない) 2.何事も個人的に受け取らない 3.思い込みをしない 4.常にベストを尽くす2014/05/03