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出版社内容情報
恋愛が消滅しかけている2034年、近未来の日本。恋愛のプレッシャーから解放される若者と、時代遅れの男女がいた。舞台は、2034年の日本。「合理的な結婚相手」をマッチングするシステムが発達し、恋愛を“飛ばし”た結婚が一般化している。新聞社で働く社会部記者・青枝聖(あおえひじり)は、時代の象徴ともいえる「非・恋愛コミューン」と呼ばれるシェアハウスで起きたテロ被害者の追悼記事(ルポルタージュ)を書きながら、時代遅れのはずの“恋”に落ちていく……。人気作『ルポルタージュ』が電撃移籍リメイク!
売野 機子[ウリノ キコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Porco
12
恋愛をすっ飛ばして結婚相手を見つけるためのシェアハウスの住人たちが、テロリストに殺害される。その遺族や生き残りを取材する記者、拘置所にいる犯人、その犯人と文通するNGOの青年を描くマンガです。恋愛というイデオロギーが生む力学を、見事に描いているのではないでしょうか。2023/12/14
毎日が日曜日
6
★★★★ 面白かった。恋愛しないことが多数派の社会。2018/10/27
むきめい(規制)
5
面白いから続きが出るのも当たり前ですね。2020/03/19
コリエル
4
ルポルタージュの続編。非恋愛コミューンへのテロ被害取材という軸は変わっていないが、主人公の一人である聖の心の動きを前シリーズよりも意図的に顕著に描いてある。恋愛の禁じられた世界で恋することの是非を問うことで、世間の空気に抗うことの功罪を描いてきたが、今シリーズではもう一つ、報じるということへのクローズアップも強めていくのかなと。2019/12/18
ブレーメン
4
名作、再び! 無印のルポルタージュの続編かな。前作が消化不良な終わり方だったから続きを描いて下さって良かった……。今作は青枝がかなり恋愛に対して周りにオープンというか、むしろ恋愛中をアピールしまくっている。2018/11/03