出版社内容情報
中村獅童×尾上松也出演『新作歌舞伎あらしのよるに』がオリジナル絵本化!オオカミとヤギの友情物語×お家騒動で更にドラマチックに300万部を超えるベストセラー『あらしのよるに』が
中村獅童さん(ガブ)尾上松也さん(メイ)で歌舞伎座、南座と満員御礼で上演されました!
原作のオオカミとヤギという「食うものと食われるもの」の関係をこえた友情物語は、
歌舞伎オリジナルストーリーである仇討ちやお家騒動とからめて、
さらにドラマチックなお話に高まりました。
切ないお話は原作ファン、歌舞伎ファンだけでなく多くの観客を魅了しました。
歌舞伎のオリジナルストーリーをきむらゆういちさんが楽しいお話に書き下ろし、
あべ弘士さんが躍動感あふれる世界を描き下しています。
巻末に中村獅童さんの「もっと歌舞伎を楽しもう!」コーナーを掲載。歌舞伎への理解がもっと深まります!
きむら ゆういち[キムラ ユウイチ]
著・文・その他/原著
あべ 弘士[アベ ヒロシ]
著・文・その他
今井 豊茂[イマイ トヨシゲ]
著・文・その他
内容説明
みんな友達になれる。シリーズ300万部突破のロングセラー絵本が歌舞伎になりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
人気シリーズの「あらしのよるに」は、大型絵本版はもちろん、小説で読んだり、文庫版で読んだり、本編の他にスピンアウト版を読んだりと、様々なバリエーションで楽しませてくれたのですが、歌舞伎になったことは知りませんでした。 この絵本は、歌舞伎になった「あらしのよるに」を、絵本にするという。一種の逆輸入版になり、舞台で演じることを前提に、かなりドラマチックになっています。 オリジナル絵本がいちばんのお気に入りですが、絵本を知っている分だけ、楽しさが膨らんでくれました。2019/05/28
Cinejazz
13
嵐の夜、山の小さな小屋で「食うもの(狼)」と「食われるもの(山羊)」の間に育まれた奇妙な友情の物語を『新作歌舞伎・あらしのよるに』のオリジナル・ストーリーとして絵本化。 中村獅童(狼のカブ役)と尾上松也(山羊のメイ役)が、歌舞伎の舞台で演じるオオカミとヤギの友情物語をとおして、世代を超えて歌舞伎の世界に開眼されんことを願って出版された歌舞伎入門絵本。🐺✕🐐2023/11/09
遠い日
13
中村獅童さんによる新作歌舞伎「あらしのよるに」を、絵本にしたもの。獅童さんの試みが定着していくといいですね。これは、実際に歌舞伎として観た方が、ストレートにこの物語の魅力が伝わると感じます。絵本も、歌舞伎調の台詞で書かれていて、原作とはまた違った味わい。2018/12/09
雨巫女。@新潮部
12
《本屋》歌舞伎のあらしのよるにみたかった。2018/11/03
あおい
9
歌舞伎版「あらしのよるに」の絵本。オオカミのガブとヤギのメイの友情。2021/06/16