出版社内容情報
銀行員から事業再生家に転じた芝野、東大阪にあるベンチャー企業の窮地を救えるか。「ハゲタカ」シリーズの裏に秘められた物語!東大阪の中小メーカーマジテック創業者にして天才発明家の藤村登喜男が急逝する。彼こそ、芝野健夫に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。芝野はマジテックを救うべく、曙電機から転じて奮闘する。ものづくりニッポンを下支えする町工場に降りかかる難題と、自己の利益を優先する金融機関に翻弄され、苦境の渦に飲み込まれていく。捨て身の最終戦を前にして、鷲津をも巻き込んで、芝野は決死の反撃を決断する。
真山 仁[マヤマ ジン]
著・文・その他
内容説明
天才発明家の藤村が急逝した。芝野に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。彼の遺した町工場は経営危機。芝野は専務を引き受け、再生に乗り出す。地元の金融機関やファンドに翻弄され、苦境の渦に。鷲津をも巻き込んで芝野は捨て身の最終戦を仕掛ける。もうひとつの「ハゲタカ」ストーリー!
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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