出版社内容情報
訪れた者の命を次々と飲み込む魔の館。仕掛けられた究極の罠とは? メフィスト賞発ならではのシリーズ第五弾で待つものは!?館で待つのは、絶望か、祈りか。
天才数学者が仕掛ける究極の罠!
訪れた者を次々と死に誘う狂気の館、教会堂。
失踪した部下を追い、警察庁キャリアの司は館に足を踏み入れる。そこで待ち受けていたのは、水死・焼死・窒息死などを引き起こす数多の死の罠! 司の足跡をたどり、妹の百合子もまた館に向かう。
死のゲームと、天才数学者が求める極限の問いに、唯一解はあるのか!?
周木 律[シュウキ リツ]
著・文・その他
内容説明
訪れた者を次々と死に誘う狂気の館、教会堂。失踪した部下を追い、警察庁キャリアの司は館に足を踏み入れる。そこで待ち受けていたのは、水死・焼死・窒息死などを引き起こす数多の死の罠!司の足跡をたどり、妹の百合子もまた館に向かう。死のゲームと、天才数学者が求める極限の問いに、唯一解はあるのか!?
著者等紹介
周木律[シュウキリツ]
某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人―The Book』(講談社ノベルス、のち講談社文庫)で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
370
超王道である意味無個性だったデビュー作から、時間と作を重ねて、ここまで逸脱したその意気は素晴らしく、こういうシリーズもアリはアリ。問題は、単体として内容に瑕疵が多すぎること。都合よく次々と教会堂に導かれていくことがすでに不自然だし、警察官の単独行動連発も、このご時世あまりにリアリティなく、そもそも黒幕のアノ人は、教会堂に人を呼び込んで、何をしたかったのか意図が不明。そして一番は、神と百合子の館攻略をああいう形にしてしまったこと。そこはせめて本格ミステリのシリーズとして、知力を駆使したものにして欲しかった。2019/03/09
とろこ
70
シリーズ物だと知らずに読んでしまった。その為もあるのだろう。登場人物の誰にも、共感も感情移入もできなかった。また、数学や世界の真理だの何だの、凡人の私には理解できないことが多かった。加えて、登場人物の名前も難解なものが多く、些か鬱陶しく感じた。また、警察官が隙だらけで、リアリティを感じられなかった。作者の趣味の世界というか、エゴに付き合わされているようで辟易した。が、シリーズを最初から読んでいれば、また違った感想になるのかもしれない。機会と時間があれば、順を追って読んでみよう。2018/12/18
yu
50
Kindleにて読了。あぁ、宮司兄が・・・。なんか、今回のストーリーは、すっごく悪意を感じる殺人だった。2019/05/15
hnzwd
39
シリーズ第五弾。こう来たか。。と、思わせる展開でした。衝撃的な展開に賛否が分かれる所だとは思いますが、、シリーズ通してプロットを考えた上での展開だ、とのあとがき。これはもう、結末まで追いかけるしか。2019/06/29
坂城 弥生
35
シリーズもクライマックスかな。2023/06/05
-
- 和書
- 王朝和歌と歌語 笠間叢書