出版社内容情報
アンネ・フランクは1929年にドイツに生まれたユダヤ人の少女です。ユダヤ人迫害のために途絶えた15年の生涯を紹介します。 第二次世界大戦前・戦中、ヨーロッパの多くの地域では、ナチス・ドイツにより、ユダヤ人への激しい迫害が行われました。アンネ・フランクは1929年にドイツに生まれたユダヤ人の少女です。ナチスの手から逃れるため、家族は2年にわたりオランダでの隠れ家生活を耐えますが、やがて強制収容所に送られてしまいます。アンネは収容先で衰弱し、15歳の命を終えます。アンネが収容所に送られる前の隠れ家での生活や、心の葛藤を書きづづった「アンネの日記」は、やがて、家族で一人だけ生還した父のオットー・フランクによって出版されました。この貴重な記録と、信頼性の高い資料をもとに、今回の伝記を新しく刊行します。ユダヤ人差別はなぜ起きたのかについても、作品の中でわかりやすく説明しています。
*巻末に人物伝つき
*小学上級から
*すべての漢字にふりがなつき
岡田 好惠[オカダ ヨシエ]
著・文・その他
佐竹 美保[サタケ ミホ]
著・文・その他
内容説明
アンネ・フランクは、1929年にドイツの裕福な家庭に生まれました。アンネの生後ほどなく、ドイツで独裁者となったヒトラーは、ユダヤ人の迫害をおしすすめました。そのため、アンネ一家は中立国のオランダへのがれます。しかし、第二次世界大戦が勃発すると、そのオランダもドイツに占領されてしまいます。オランダの首都アムステルダムの隠れ家で、身をひそめてくらしたアンネたち。一歩も外に出られなかった13歳からの約2年間の日々を、アンネは日記に書きつづけました。15歳で消えた命の火。最期までせいいっぱい生きた少女の記録です。小学上級から。
目次
1 アンネ・フランク、ドイツに生まれる
2 ドイツ脱出
3 隠れ家へ
4 少女から大人へ
5 つかのまの春
6 死地への移送
7 アンネがのこしたもの
著者等紹介
岡田好惠[オカダヨシエ]
青山学院大学仏文科卒。著書多数
佐竹美保[サタケミホ]
画家。SF、ファンタジーを中心に幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。