講談社選書メチエ<br> 魅せる自分のつくりかた―“演劇的教養”のすすめ

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講談社選書メチエ
魅せる自分のつくりかた―“演劇的教養”のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065126691
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0374

出版社内容情報

「演劇」は役者が舞台で演じるものだけではない。生活に演劇の知恵を取り入れて、もっと自由で、もっと幸せな自分を手に入れよう!「演劇」と聞いたとき、何をイメージするでしょう? 小学生のとき学芸会で取り組んだ記憶。興味をもって出かけた劇場で、いつもはテレビで見ているタレントが動きまわっているところ。あるいは、バイトをしながら劇団でがんばっている友達がいる、というかたもいるかもしれません。
でも、そのようなものは「演劇」のごく一部にすぎません。本書は、30年以上にわたってプロの劇団を率いてきた第一級の演出家が、長年あたためてきたアイデアを皆さんにお伝えするため、演劇から得た知恵を惜しみなく披露した1冊です。
ここには、一人でできる《発声》や《海の歩行》から、数人で行う《漫才》や《ものまね》、そして本格的なストーリーを展開する《ショート・ストーリーズ》まで、具体的なレッスンが数多く紹介され、実際にやってみるための手引きもつけられています。
これらの中から気軽にできるものを選んで実際にやってみれば、多くの人は自分の身体がいかに硬くなっているかに気づき、それは自分の心が硬くなっていることにつながっていることを理解するでしょう。硬くなった心と身体をやわらかくするための知恵──それが「演劇」であり、著者が〈演劇的教養〉と呼ぶものです。
この〈演劇的教養〉が教育の中に組み込まれていない日本はめずらしい国だ、と著者は言います。だからこそ、今こそ、この知恵を実際に取り入れてみましょう。
そこに生まれるのは、誰にとっても魅力的な「自分」に違いありません。

[主な内容]
〈演劇的教養〉とは何か
第一章 この世にない魂と出会う
第二章 台本から演劇を作る
第三章 発声練習と役作り
第四章 身体の不思議

基礎編
第一章 《マッサージ》と《柔軟運動》
第二章 《発 声》
第三章 《海の歩行》
第四章 身体の発掘
第五章 《歩行》と《寝返り》
第六章 さて、「演劇」とは何だろうか?

実践編
第一章 《ストリップ》
第二章 《漫 才》
第三章 《ものまね》
第四章 《ショート・ストーリーズ》

「演劇教育」の可能性
第一章 小中学生対象のワークショップ
第二章 「演劇教育」と自己アピール

はじめに
〈演劇的教養〉とは何か
第一章 この世にない魂と出会う
第二章 台本から演劇を作る
第三章 発声練習と役作り
第四章 身体の不思議
 1 《二拍子》と《感情滑舌》
 2 意味と効用
基礎編
第一章 《マッサージ》と《柔軟運動》
第二章 《発 声》
第三章 《海の歩行》
第四章 身体の発掘
第五章 《歩行》と《寝返り》
第六章 さて、「演劇」とは何だろうか?
実践編
第一章 《ストリップ》
第二章 《漫 才》
第三章 《ものまね》
 1 ものまねの構造
 2 準 備
 3 創作過程『電車のおばちゃん』
 4 効 用
第四章 《ショート・ストーリーズ》
 1 準 備
 2 基礎トレーニング『同性結婚』
 3 ドラマを見つめる視線
 4 創作『戸 籍』
 5 効 用
「演劇教育」の可能性
第一章 小中学生対象のワークショップ
第二章 「演劇教育」と自己アピール
おわりに


安田 雅弘[ヤスダ マサヒロ]
著・文・その他

内容説明

“演劇的教養”とは「自分を見つめるさまざまな視点」であり、「自分を魅力的に見せるための多方面にわたるヒント」です。本書には、一人でできる“発声”や“海の歩行”から、数人で行う“漫才”や“ものまね”、本格的なストーリーを展開する“ショート・ストーリーズ”まで、具体的なレッスンが手引きとともに紹介されています。演劇が教える知恵を私たちの生活に取り入れれば、もっと自由で、もっと豊かな「自分」を手にできます!

目次

“演劇的教養”とは何か(この世にない魂と出会う;台本から演劇を作る ほか)
基礎編(“マッサージ”と“柔軟運動”;“発声” ほか)
実践編(“ストリップ”;“漫才” ほか)
「演劇教育」の可能性(小中学生対象のワークショップ;「演劇教育」と自己アピール)

著者等紹介

安田雅弘[ヤスダマサヒロ]
1962年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。演出家、劇団山の手事情社主宰。大学在学中の1984年に劇団山の手事情社を結成。台本に依存しない先鋭的な舞台作りを集団創作、ハイパーコラージュなどの手法で追求するとともに“山の手メソッド”と呼ばれる独自の俳優養成法を開発。その後、戯曲を用いつつリアリズムを乗り越えるための手法として“四畳半”スタイルを考案し、ギリシア悲劇、シェイクスピア、近松門左衛門などの古典作品を上演して、日本のみならず、ドイツ、スイス、ポーランド、韓国など世界各地で高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kana

9
演劇とはなんだ?―この世にない魂を見せることである。そのために役者は日常や自己を細部まで深く掘る。「教養がなければ文化を享受することはできない」と述べているだけあって濃密な内容で、興味深く読めた。演じるためには、まずは役と自分の違いを知ること。癖を取り払っても残ったその人らしさが個性。自分を見つめ磨くことは、演劇と直接関わらない一般の人にも良いのではないか?という思いで書かれた本。2019/09/24

バッシー

1
「演劇的教養」は就職面接や会社でのプレゼンなどでも役に立つだろう。小さいうちから演劇について意識してみるのは大事だなと思った。あとがきで外国の劇場,劇団の事情に触れていたが、そもそも「演劇」は外国から輸入されたものだから、日本の民衆レベルに浸透しなかったのかな?歌舞伎なんかの伝統芸能は特定の一族がやるもので閉鎖的なイメージ。2019/10/03

かす実

1
これはタイトルと装丁に反してすごく勉強になった。筆者が演劇的教養と呼ぶスキルは、洞察力だったり、それを自分の身体に適応する力だったり、普段は無意識化している自分の感情や所作をコントロールする能力だったりする。それらを鍛えるための具体的なトレーニングが紹介されてるのがこの本。俳優ってとてつもなく人間が好きな生き物なんだなと思う。「自分がどう在りたいか」を精神面から考えるのが哲学だとしたら、身体面から突き詰めるとそれが所謂演劇的教養になるのかな、と思う。2019/08/24

たろーたん

0
演劇的教養は、まず「私」から始まる。「役」ではなく「私」を考える。いきなり、「ロミオはジュリエットと離れ離れになる運命を呪って、どんなふうに嘆き悲しむのか」と考えてはいけない。それよりも、私を知らないと、役の足場を構築できないし、自分と役との距離感が分からない。露身を役で恋の成就を喜んで笑う時、自分が恋が成就した時にどういう状態になるか分かっていないと「演じられない」。2019/12/23

0
とても面白かった。「演劇」について習ったことも抜き出して考えたこともなかったので、すごい勉強になった。2019/11/08

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