講談社文芸文庫<br> 東京の散歩道

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講談社文芸文庫
東京の散歩道

  • 窪川 鶴次郎【著】
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  • 講談社(2018/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784065126479
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0195

出版社内容情報

昭和初期を代表する文芸評論家が、明治百年となる高度成長期の東京に在りし日の面影を浮かび上がらせた、街歩きための絶好の案内書。明治・大正の面影のこす昭和の東京。
人々の暮らしが織りなす街の風景。

戦災から復興を遂げ、明治百年を目前に沸き立つ東京。変貌していく街並みの背後に静かにたたずむ遺構や、明治・大正期の文豪ゆかりの地、作品の舞台を訪ねて在りし日の面影を浮かび上がらせた、街歩きのための絶好の案内書。昭和初期を代表する文芸評論家が描く修業時代の体験を元にした作家たちのエピソードや、市井の人々の話にはドキュメンタリーの魅力が横溢。

勝又浩
高度経済成長による開発の波が、まさに津波のように街の姿を変えつつあるなかで、この「散歩」がなされ、景色が描かれたわけだ。確かめてはいないが、いま東京湾・隅田川の名物となっている屋形船は、この船宿の人たちの生き延びた新時代の姿ではないだろうか。こんなふうにこの本は、その後急激に消えてしまった「明治・大正」の最後の「おもかげ」を際どいところで描き、伝え残してくれたのである。
「解説」より」


窪川 鶴次郎[クボカワ ツルジロウ]
著・文・その他

内容説明

戦災から復興を遂げ、明治百年を目前に沸き立つ東京。変貌していく街並みの背後に静かにたたずむ遺構や、明治・大正期の文豪ゆかりの地、作品の舞台を訪ねて在りし日の面影を浮かび上がらせた、街歩きのための絶好の案内書。昭和初期を代表する文芸評論家が描く修業時代の体験を元にした作家たちのエピソードや、市井の人々の話にはドキュメンタリーの魅力が横溢。

目次

第1の歩道 本郷から上野にいたる道
第2の歩道 上野千駄木町から団子坂をのぼる道
第3の歩道 谷中と根岸をめぐる静寂な道
第4の歩道 下町の趣にひたる道と路地
第5の歩道 江戸ざかいは今は昔の街道
第6の歩道 伝統のおもかげを追憶する漫歩道

著者等紹介

窪川鶴次郎[クボカワツルジロウ]
1903・2・25~1974・6・15。文芸評論家。静岡県生まれ。金沢の第四高等学校を中退して上京、同窓だった中野重治と再会し、堀辰雄らとともに同人誌「驢馬」を創刊して、詩や小説を発表。その頃知り合った田島いね子(後の窪川いね子、佐多稲子)と結婚。30年、全日本無産者芸術団体協議会の機関誌「ナップ」の編集に携わり、評論を書き始める。戦後は「新日本文学」の創刊にかかわるが、次第に短歌研究への関心を深め、文学の現場からは離れていく(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

70
最初の東京オリンピック直前に書かれたという本書。永遠に失われてしまった東京の街並みをとどめた貴重な作品。吉原のあたりは訪れたことがなく、散歩とはいかないけれどこの目で見てみたいと思った。佐多氏の『私の東京地図』と比較するのも面白い。2018/11/05

qoop

6
1964年のオリンピック直前、急変する東京を周りながら失われた/失われゆく歴史的風景を逍遥した一冊。共産党活動に従事しながら検挙され、獄中生活のなかで転向を余儀なくされた著者。望まない変化を強いられ/受け入れたその視点は、東京の変化に対しても過度の感傷を感じさせず、どこか乾いて見通しているようにも感じられた。感傷がわく間もないほどのスピードで変わる時期だから、ということもあるのかもしれないが。この時期の東京街歩きエッセイはもっと読んでみたい。2019/11/10

ぐんまくん。

1
明治・大正の文豪ゆかりの地などを訪ねるという作品だが、そもそも訪ねている時代が昭和30年代後半であるため、何とも不思議な感覚になる。 2021/11/13

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