出版社内容情報
ソビエトの科学者たちとの戦争と平和をめぐる往復書簡。平和と物理学、それぞれに統一理論は可能なのか?【解説:佐藤優/筒井泉】世界政府は人類の理想か、あるいは帝国主義の一つのかたちか。米国に亡命したばかりのアインシュタインと旧ソ連の科学者たちの対話「科学者と世界平和」。時空の基本概念から相対性理論の着想、量子力学への疑念、そして統一場理論への構想までを丁寧に、かつ率直に語った「物理学と実在」。二つの「統一理論」への天才の真摯な探究。(解説・佐藤優/筒井泉)
目次
科学者と世界平和
1 国連総会への公開状
2 アインシュタイン博士の考えの誤り
3 ソビエトの科学者たちへの返事
解説=佐藤優
物理学と実在
1 科学の方法についての一般的考察
2 力学とすべての物理学を力学によって基礎づけるいくつかの試み
3 場の概念
4 相対性の理論
5 量子論と物理学の基礎
6 相対性理論と粒子
解説=筒井泉
アルバート・アインシュタイン[アルバート アインシュタイン]
著・文・その他
佐藤 優[サトウ マサル]
解説
井上 健[イノウエ タケシ]
翻訳
筒井 泉[ツツイ イズミ]
解説
内容説明
世界政府は人類の理想か、帝国主義の一つの形か。平和は実現可能か。米国に亡命したアインシュタインと、旧ソ連の科学者たちの対話「科学者と世界平和」。時空の基本概念から相対性理論の着想、量子力学への疑念、そして統一場理論の構想までを丁寧に、かつ率直に記した「物理学と実在」。二つの「統一理論」への、天才の真摯な探究。
目次
科学者と世界平和(国連総会への公開状;アインシュタイン博士の考えの誤り;ソビエトの科学者たちへの返事)
付 物理学と実在(科学の方法についての一般的考察;力学とすべての物理学を力学によって基礎づけるいくつかの試み;場の概念;相対性の理論;量子論と物理学の基礎;相対性理論と粒子)
著者等紹介
アインシュタイン,アルバート[アインシュタイン,アルバート] [Einstein,Albert]
1879‐1955。光量子仮説や特殊相対性理論、一般相対性理論を発表。人々の世界観を変え、現代物理学を大きく動かした。1921年、ノーベル物理学賞受賞。1933年、ナチスの脅威により米国に亡命。「統一場理論」の構築に取り組むが、未完のままプリンストンにて死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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