ブルーバックス<br> 科学者はなぜ神を信じるのか―コペルニクスからホーキングまで

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科学者はなぜ神を信じるのか―コペルニクスからホーキングまで

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065120507
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0242

出版社内容情報

宇宙や物質のなりたちが解明され、創造主としての「神」は死んだともいわれるが、なおも神を信じる科学者が多いのは、なぜだろうか?「先生は科学者なのに、科学の話のなかで神を持ち出すのは卑怯ではないですか」
ある高校生から投げかけられたこの質問が、本書が生まれるきっかけだった。
素粒子物理学者として「小林・益川理論」のノーベル賞受賞に貢献し、
カトリック教会の聖職者でもある著者が探し求め、見いだした答えとは?

聖書が教える「天地創造」の物語はもはや完全に覆され、「神は死んだ」といわれて久しい。
しかし実は、宇宙創成に関わる重要な発見をした科学者の多くは、神を信じていた。
天動説を葬り去ったコペルニクスとガリレオ、物体の運行を神によらず説明したニュートン、
宗教に強く反発して「光」だけを絶対としたアインシュタインらも神への思いを熱く語り、
さらには量子力学を創ったボーアやハイゼンベルク、ディラック、シュレーディンガー、
特異点なき宇宙を考えたホーキングら、「無神論者」といわれた現代物理学者たちさえも
実は神の存在を強く意識していたのだ。
彼らの神への考え方を追うことで見えてくる、宇宙論を発展させた本当の原動力とは?
日本人には理解しにくい世界標準の「宗教観」を知るためにも最適の一冊!

第1章 神とはなにか、聖書とはなにか

第2章 天動説と地動説 ――コペルニクスの神

第3章 宇宙は第二の聖書である ――ガリレオの神

第4章 すべては方程式に ――ニュートンの神

第5章 光だけが絶対である ――アインシュタインの神

第6章 世界は一つに決まらない ――ボーア、ハイゼンベルク、ディラックらの神

第7章 「はじまり」なき宇宙を求めて ――ホーキングの神

終章 最後に言っておきたいこと ――私にとっての神


第1章 神とはなにか、聖書とはなにか
第2章 天動説と地動説 ――コペルニクスの神
第3章 宇宙は第二の聖書である ――ガリレオの神
第4章 すべては方程式に ――ニュートンの神
第5章 光だけが絶対である ――アインシュタインの神
第6章 世界は一つに決まらない ――ボーア、ハイゼンベルク、ディラックらの神
第7章 「はじまり」なき宇宙を求めて ――ホーキングの神
終章 最後に言っておきたいこと ――私にとっての神

三田 一郎[サンダ イチロウ]
著・文・その他

内容説明

アインシュタインは熱烈な「宗教家」だった。カトリック教会は「ビッグバン」を歓迎した。「天地創造」をめぐる科学者たちの葛藤が現代の宇宙論を生み出した!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

173
表題の答えははっきりとは示されないが。科学の歴史と宗教の歴史が程よくわかる。科学史の本は繰り返し読んでいたので新味は無かったけれど著者なりの視点は面白い。2019/01/07

mariya926

128
第1章で神とはなにか、聖書とはなにかで福音について分かりやすくまとめてあると思います。以前メッセージの中で「科学者が科学を突きつめると神様を信じるようになる」と聞いたことがありましたが『過去300年間に大きな業績をあげた世界中の科学者300人のうち、8割ないし9割が神を信じている』らしいです。特に有名な科学者たちが本当に神様を信じていたのかを、本人たちの言葉で証明しているので信憑性が高いです。『この宇宙が偶然できたこともまた、否定できません。しかし、そうだとしてもこの宇宙には科学法則があることは確かです』2019/01/23

まーくん

90
著者は”CP対称性の破れ”などを研究している素粒子物理学者(名大元教授)にして聖職者(終身助祭)。ビックバンの父と称されるルメートルが聖職者であったことは良く知られているが、日本にも似たような立場の方がおられるとは・・。およそ宇宙論や進化論は神の領域を侵すものとして教会や宗教家から白眼視されてきた歴史があるが、ガリレオやニュートンも神を信じ、教会を信じなかっただけのようである。科学の進展に伴い神の居場所が狭められてきているが、アインシュタインやホーキングの信じた”神”は教会の説く神とは異なるようである。2018/07/13

けんとまん1007

65
科学者だからこそ、神を信じるものがあるのではと思う。理論的に解明されていても、やはり、その先にあるものを思うと、大いなる存在を考える。それとは別に、科学の歴史の一端を垣間見たように思え、そういう点でも興味深い1冊。まだまだ、未解明なことが多いのが、この宇宙というもの。2024/03/31

チャーリブ

54
著者は、素粒子物理学者でカトリック教会の助祭という異色の経歴の持ち主。宇宙創生の謎を解明した科学者の多くが創造主としての神の存在を信じていたと著者は言っています。たとえば、アインシュタインは「私の神とは、ほかのすべての原因の根底にある、第一原因だ」と語っています。本書は科学史の入門書のようですが、むしろキリスト教世界の文脈で科学的発見を説明しています。宇宙創生の秘密に迫ることは神の真意を知ることでもあったという主旨です。物理学者でもあるキリスト教徒が科学をどう見ているのかという点で興味深い一冊でした。○2022/11/25

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