講談社文庫<br> ミステリー・アリーナ

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講談社文庫
ミステリー・アリーナ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065118078
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ある屋敷で起こった殺人事件に挑むのは腕に覚えのあるミステリ読みのプロたち――。「本格ミステリ・ベスト10」第1位に輝く傑作!本格ミステリ・ベスト10(2016年国内・原書房)第1位 
ミステリが読みたい!(2016年版国内篇・早川書房)第3位
週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2015年12月10日号国内部門)第4位
このミステリーがすごい!(2016年版国内編・宝島社)第6位

連続殺人に挑むのはミステリー読みのプロたち――。
15ある解決案のどれが真相か?

嵐で孤立した館で起きた殺人事件! 
国民的娯楽番組「推理闘技場(ミステリー・アリーナ)」に
出演したミステリー読みのプロたちが、早い者勝ちで謎解きに挑む。
誰もが怪しく思える伏線に満ちた難題の答えはなんと15通り! 
そして番組の裏でも不穏な動きが……。
多重解決の究極 にしてミステリー・ランキングを席巻した怒濤の傑作!!

深水 黎一郎[フカミ レイイチロウ]
著・文・その他

内容説明

嵐で孤立した館で起きた殺人事件!国民的娯楽番組「推理闘技場」に出演したミステリー読みのプロたちが、早い者勝ちで謎解きに挑む。誰もが怪しく思える伏線に満ちた難題の答えは何と15通り!そして番組の裏でも不穏な動きが…。多重解決の究極にしてミステリー・ランキングを席巻した怒涛の傑作!!

著者等紹介

深水黎一郎[フカミレイイチロウ]
1963年、山形県生まれ。慶應義塾大学卒業。2007年に『ウルチモ・トルッコ』で第36回メフィスト賞を受賞してデビュー。2011年に短篇『人間の尊厳と八〇〇メートル』で、第64回日本推理作家協会賞を受賞。2015年刊『ミステリー・アリーナ』が同年の「本格ミステリ・ベスト10」で第1位に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koma-inu

76
クローズド・サークルで起こった殺人劇、それを問題編として、14人が早押し形式で真相を解答していく。なんと、15の多重解決が用意!問題編の途中で解答できるのがユニークで、解答→問題編進行→否定→新たな解答 と続くのが面白いです。文中をよく読めば分かるヒントが多く、読み直し必須でした。主催の恐ろしい目的、バカミスな最終解決で畳み込まれ、最初から最後までお腹いっぱいになれる、怪作です。ネットで16番目の解決の考察もあり、広がりある作品と思いました。2022/04/17

しん

76
 凄いミステリを読んでしまった、、というのが第一印象です。いわゆる多重解決ものでクイズ番組形式で1つの事件に15通りもの解答を導き出していく、あるいは与えていく解答者達。それぞれの推理はそのどれもが新たな発見があるためミステリの可能性というものの多彩さを見せつけられました。様々な可能性がある中で、読者をいかに驚かせ、納得させられるかを作者の人達が真摯に考えて提示してくれているんだと思うと頭が下がります。たとえ納得がいこうがいくまいが、「答え」が常にあるからこそミステリー小説は面白いんだなと感じられる作品。2019/05/22

bluemint

64
近来稀に見る面白さ!何せ15の多重解決なのだ。伏線をばら撒き、都合の良い証拠を取捨選択しながら一つの解決を提示する作り方のようだ。読みながら作者が綿密な設計図を苦労して考えているのが目に浮かんだ。よくある「どんでん返しの連続」が、証拠の後出しと言われバカにされているが、バラエティーショー形式にしてそれを防いでいる。とにかく怒濤の展開と、解決数の物量作戦(笑)で飽きさせない。各々の解決策も、その時点では納得できるものばかりで、数だけではなく質も高い。惜しむらくはショーにした為、緊張感が少し損なわれたことだ。2020/01/11

momi

55
ええっ〜そんなのあり…が連続です!!怒涛の展開と言えばそのとおりで…アンフェアの連続でついていくのが必死ッ!!これは…私には合わない作品かな〜って思いながら読み進めていくと…何故か先が気になってきて…最後まで見届けてやる!って気持ちになって…意地になって読了です!いや〜とても個性的な作品!!嵐で孤立した館で起きた殺人事件!テレビ番組に出演したミステリー読みのプロたちが賞金20億円をかけて謎解きに挑む!全員ミステリー好きな登場人物たち!これは読み手も頭の回転を速くしないとついていけない!!笑 2018/06/20

yu

47
読了。 なんだろうなぁ、リアリティが全く感じられないお話しだった。終始、司会者が「宮根さん」に脳内変換されてしまう。この司会者のくだりが、読んでて一番しんどかった。ゲスすぎて。。。ミステリークイズの方もイマイチ。2018/09/17

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