出版社内容情報
いわさきちひろ生誕100年を記念し愛され続けるロングセラーを装い新たに刊行。ちひろが描く世界の名作を手軽に楽しめるシリーズ。2018年に生誕100年を迎えた、いわさきちひろ。生涯、「子ども」をテーマに描き続け、様々な絵本や挿絵、画集が残されています。そのなかでも時代を超えて愛され続けてきた名作絵本シリーズのなかから、『おやゆびひめ』『あおいとり』『しらゆきひめ』『はくちょうのみずうみ』の4話を装い新たに刊行。ちひろが描く世界の名作を、手軽に楽しめるシリーズです。一部漢字使用、総ルビ。
立原 えりか[タチハラ エリカ]
著・文・その他
いわさき ちひろ[イワサキ チヒロ]
著・文・その他
著者等紹介
立原えりか[タチハラエリカ]
1937年、東京に生まれる。高校生のころより童話を書きはじめ、1957年に「人魚のくつ」を自費出版。同作品で日本児童文学者協会新人賞を、1961年に「ゆりとでかでか人とちびちび人のものがたり」で講談社児童文学新人賞を受賞
いわさきちひろ[イワサキチヒロ]
1918年、福井県に生まれ、東京で育つ。東京府立第六高等女学校卒業。藤原行成流の書を学び、絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。子どもを生涯のテーマとして描き、9500点余の作品を残す。1974年、55歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Smileえっちゃん
41
いわさきちひろさんの絵が好きで借りた図書館本。子供のころ読んだけど、チルチルとミチルが青い鳥を探しに出かけたということしか記憶になかった。優しいタッチの水彩画。引き込まれますね。諦めないで探し続ければきっと会えるよ。求めずとも案外近くににあるのかも知れません。2023/07/27
鴨ミール
30
読み聞かせには長いかな。でも画が素敵。結末ってこんな話だっけ?と思った。2019/04/30
どあら
19
図書館で借りて読了。いわさきさんの絵は勿論素敵でしたが、詳しく書かれた文章も良かったです😊2019/03/16
豆ぽち
12
「ここにあおいとりはいるの?」 「ここにはいないよ。うまれてみて いきてみなければ わからないものが 幸せだと思うけど。」2024/03/22
seeds
12
いわさきちひろの絵がストーリーにとってもあっていた。夢うつつと現実をいききするような雰囲気の中、いくつもの世界を、さまざまな精に出合い、チルチルとミチルの兄妹はあおいとりを今、ここの世界でも再びみつけることがきっとできることでしょう。 大人こそ読んで欲しいお話ですね。2023/05/05