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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
19
☆ 「認知拡張症候群(ACS)」という、他者の脳にアクセスし、認識の読み込みや書き換えを無意識に行ってしまう病気がある世界。症状は個人間で大きく異なるため、本人も病気だと気付かずに一人で悩む事が多い。そんな患者たちの調査と支援を担当する社会福祉法人アーカイヴズを描くSFサスペンス。人の心を読む事が出来る男「ひばり」と、周囲の人に見えない少女「らいか」が超能力の様な「症状」を活かして患者を救う物語。絵が上手くて惹きつけられます。ストーリーはちょっと複雑ですが、これからの展開が楽しみな作品。2018/01/06
トラシショウ。
18
認識拡張症候群(通称ACS)。他者の脳に働きかけ、記憶や事実を誤認させたり自身の感覚を拡張したりする希少な病に感染した者達と、認識阻害により姿が「見えなくなってしまう」少女・らいか、範囲内に入った者の記憶や体験に「強制的にアクセスしてしまう」男・ひばりをはじめとする、彼らの社会復帰を支援する社会福祉法人アーカイヴスの活躍を描く、異能アクションもの、かな。あくまで「病による症状」の為、いわゆる「能力バトル」の様な「力のオンオフが効かず」、あくまで人間の認識にのみ干渉するのはユニーク(以下コメ欄に余談)。2018/01/16
コリエル
4
周囲の人間の脳に強制的に、非自立的に影響を与える架空の病気ACSの存在する世界。近くの人間の思考を読みとってしまうひばりは、周囲の人間から自身への認識を奪ってしまい透明人間状態になってしまう少女らいかと出会う。彼らのように、ACSによってどこか日常の欠けたる人々をアーカイブしていく物語。人間の脳に働きかけてしまう症例という縛りで色んなタイプの人間がいるのが面白かった。2018/08/08
レフ
1
ブクオフ100円棚2024/07/29
のりあ
1
面白かったのに、連載終了と聞いて世間の厳しさに触れた……。らいかちゃん可愛い。2018/05/26