ジョン・ハンケ 世界をめぐる冒険―グーグルアースからイングレス、そしてポケモンＧＯへ

ハンケ，ジョン【著】〈Ｈａｎｋｅ，Ｊｏｈｎ〉

星海社（2017/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 160p／高さ 20cm
• 商品コード 9784065105559
• NDC分類 289.3
• Cコード C0036

出版社内容情報

グーグルアース、イングレス、ポケモンＧＯを生み出した未来を生きる偉人、ジョン・ハンケ。初の伝記が世界に先駆け日本語で登場！

内容説明

グーグルアースからイングレス、そしてポケモンＧＯへ―。Ｇｏｏｇｌｅを飛び出し、ナイアンティック社を創業したジョン・ハンケは、常に革命的なプロダクトを世界に送り出し、人々を熱狂させつづけてきた。テキサスの田舎町を抜け出したかった幼少期、プログラミングにのめりこんだ学生時代。巨大企業Ｇｏｏｇｌｅでの成功と葛藤。そして、ナイアンティックでの自由な挑戦へ―。世界が今もっとも注目する経営者にして哲学するプログラマーが、その半生と思想をしずかに語った、未来を生み出す偉人のはじめての自伝。全世界に先駆け、日本の読者に向けて堂々の登場！

目次

コンピュータとの出会い
グーグルアースを生み出した場所
ナイアンティックの誕生
イングレス前夜
サンフランシスコの戦い
イングレス
日本
ポケモンＧＯ
自分を燃やしつくせ

著者等紹介

ハンケ，ジョン［ハンケ，ジョン］ ［Ｈａｎｋｅ，Ｊｏｈｎ］
起業家、ナイアンティック社ＣＥＯ。１９６６年、米国テキサス州生まれ。米国国務省、数社のスタートアップ企業を経て、２０００年Ｋｅｙｈｏｌｅ社を共同設立し、のちにグーグルアースへと発展するサービスをつくりあげる。２００４年にＫｅｙｈｏｌｅ社がグーグル社に買収されると、同社の地理サービス部門Ｇｏｏｇｌｅ　Ｇｅｏの責任者へ就任。グーグルマップ、グーグルアース、グーグルストリートビューなどの公開に携わる。２０１１年、グーグル社の社内ベンチャーとしてＮｉａｎｔｉｃ　Ｌａｂｓを立ち上げ、翌年にはスマートフォン向け位置情報ゲーム『イングレス』をリリース。２０１５年にナイアンティック社を独立させ、２０１６年にリリースした『ポケモンＧＯ』は社会現象を巻き起こした（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kiyoshi Utsugi]

少し前から読んでいる「監視資本主義」の中に登場しているジョン・ハンケの名前で図書館の本を探したら、こちらがヒット。早速図書館で借りて読んでみました。 170ページほどしかないので、すぐに読み終わりました。 ナイアンティックという会社は、Googleで地理サービス部門の責任者だった、この本の著者であるジョン・ハンケが作った会社だということを、この本を読んで初めて知りました。😅 Googleマップ、Google Earth、ポケモンGOの繋がりがよく分かる本でした。

2022/12/31

[澤水月]

構成は飯田和敏氏、15急逝した任天堂岩田社長やポケモン社石原氏とのビジネス超えた魂のやりとりなど濃い本。人々を外に出し、繋がらせ実際に体を動かすこと。ファミリーで楽しめること。仏教、禅の心に通じた哲学をイングレス、ポケＧＯで展開。経営者自伝というより哲学者評伝、生き方提示の書。ポケモン原案者・田尻智氏とは会っていないのだろうか。先行SFからの影響隠さないなどイングレスのエージェントはより楽しめると思う。イングレスのレベルキャップ開放、ポケＧＯの今後にも言及。「月刊住職」で話題になったことまで把握してる…！

2018/04/06

[Enzo Suzuki]

また一人、天才を見つけた。

2018/01/07

[Ironyuc]

ポケGOの開発で一躍有名になった企業ナイアンティック。そのCEOであるジョン・ハンケさんが、Ingress・ポケモンGOを開発するまでの軌跡を、自身の生い立ちまで遡って語り尽くしたのが本書。ながらスマホを助長したり、人が集まりすぎて迷惑になったりといった問題はあるとしても、この人は世界を良くするゲームを本気で作ろうとしたんだな、ということがよくわかる。発生した問題への責任を認め、開発スタッフや任天堂社員への感謝にも多くの分量を割いていて、いい人感が半端ない（笑）周囲が語るジョン・ハンケも読んでみたい。

2017/11/29

[ヨータン]

ポケモンGOがブームだった頃、あまり関心がなかったので、ポケモンGOが生まれる過程などはさらっと終了。ただ、彼の幸せの定義や個人史はなるほどと感心することがたくさんありました。

2019/06/15