ヤンマガKCDX<br> よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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ヤンマガKCDX
よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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  • サイズ コミック判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784065105382
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

44
ゾッとする内容です。幼い頃から母親と行動を共にしていた作者は、きっとわけもわからなかったでしょう。体罰のエピソードは恐ろしく、組織的なものを感じました。暴力と権威で抑え込まれた子どもたちの心…回復する道のりの難しさが伝わってきます。サポートできるセラピーなどの取り組みが、必要な人の元に届いていますように…。2024/08/11

かおりんご

38
漫画。いろいろとヘビーな環境ですね。前に受け持っていた子がこの団体のお子さんで、修学旅行や運動会ではそれなりのサポートをさせていただきました。カトリックのお勉強をしている身としては、神だけが救いじゃないし、神はすべての人を(信者じゃなくても)救おうとされていると思うのだけど。お父さんの気持ちが知りたいです。2018/01/14

いろは

37
本屋さんをふら~っとしていて、衝動買いをしてしまった1冊。感想は色々あるのだが、宗教の話はとてもデリケート。オフィシャルな場で、うまく表現できる文才を持ち合わせていないのが残念過ぎる。しかし知らない世界への興味を誘う本って、なんでこんなに吸引力が強いのだろう。★★★2017/12/24

にゃんた

31
誰しも1度は家のチャイムを鳴らし宗教勧誘に来る人たちにあったことがあるのではないだろうか。家の近所を数名のグループで勧誘に歩くひとたちにも。この本は、そこに身を置きその中で育ってきた本人の書いた話。経験者の語る現実はリアルで、本来なら知ることのできない内情を知るのは衝撃的だ。親の信仰によってそこに身を置くしかなかった子どもの気持ちを思うととても辛いものがある。宗教に属さなかった父や祖父の気持ちも。最終的に宗教からはなれても、そこで巻き起こる心の葛藤もまた辛く、宗教の残す傷あとをしみじみ考えた。怖い。2019/08/18

7a

31
私、これだったんです実は。成人してから抜けた。この本のさやちゃんと違って、私は献身した後の脱退だったので、信者の家族とは絶縁しなくてはならない。子供の頃多少の窮屈さはあったがそれが普通だった。さやちゃんは割と早く「異常」に気付けたと思う。そこにいたらなかなかわからないから。今やっと客観的にこの漫画を見て、ああ異常だ、とはっきりわかった。でも未だに人を誉める時に「励まされます」と言ってしまいそうになる癖は抜けない(笑)2018/02/09

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