出版社内容情報
こんなお菓子、見たことない! まだ、知られていない郷土菓子約40品。材料を混ぜて、蒸す、焼くだけ。英国コラムも満載。
内容説明
こんなお菓子、見たことない!!まだ、知られていなかった英国郷土菓子って発見がいっぱい!日本の材料で作りやすく紹介し、本場の味を再現。
目次
第1章 蒸し菓子(ストロベリーシロッププディング;カレッジプディング;ジンジャースポンジプディング ほか)
第2章 焼き菓子(レッドベルベットケーキ;ベイクドパイナップルプディング;アップルブラウンベティー ほか)
第3章 冷たいお菓子(シャルロットロワイヤル;赤ワインのサマープディング;ニッカーボッカーグローリー ほか)
著者等紹介
砂古玉緒[サコタマオ]
英国菓子研究家。在英のべ10年を終え、2012年末に帰国。「英国菓子教室The British Pudding」を主宰。2016年グルマン世界料理本大賞の海外料理部門でグランプリ受賞。同年、在日英国商業会議所より年間最優秀起業家(British Business Awards 2016)を授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
読み友さんから。郷土料理の資料としても楽しめますし、お上手な方は作るのも楽しいと思います。素朴で質実剛健、といった観のお茶うけはどこか日本の田舎を思わせました。マーマレードがスコットランド由来とは全く知らなかったので、色々調べてみましたが、おらが自慢のレシピがスコットランドの情報サイトで登場して楽しかったです。他にも「へえ!」というトリビア満載で本当に楽しい一冊です。2021/10/24
プル
20
紅茶の文化があるから、紅茶に合う小麦粉おやつのレシピ本。ショートケーキのshortとは「サクサクした」という意味があるという。ショートブレッドのショートもそうなのかな?英国のショートケーキはビスケットで作るので、サクサクしているの。日本のショートケーキはふわっふわだけど。中身を変えるだけの単一レシピより、コメント類が気になる。人を呼んでも、紅茶を先に入れて、そのあとで作り始めつスコーンは、すぐ出来上がるから、出来立てを提供して食べる。日本だったら、来てくれる時間に合わせて作るよね。日本人は時間守るしね。2018/10/14
にゃうぴょん
8
紅茶の国イギリスの地方のお菓子が紹介させてます。地方の歴史や気候などを想像しながら楽しみました。素朴なお菓子と器の取り合わせも良かったです。2019/02/27
けいねこ
5
英国の郷土菓子のレシピを、その発祥も加えて紹介する本。英国文学に出てきて、名のみ知っていたお菓子の正体(?)がわかって楽しい。2021/10/20
チョビ
5
私事ですが、小学生の時クリスマスプティングを作ったことを思い出したが、手間のかかる代物でそういえばどんな味だったか思い出せない。この本を見たときに、カレッジプティングが似ていたが、砂古さんにしてはやけに簡単…と思いきや、それ以外の蒸し菓子をはじめとするお菓子はとんでもなく大変手間も材料もかかりそう。これらのお菓子が全て郷土菓子って、昔の主婦はドMだなとしか思えません。コラムが面白いので是非読んでみてはいかがでしょうか?なお食べさせてくれる方、随時募集中です♪( ´θ`)。2017/12/16