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出版社内容情報
R・ダグラス・フィールズ[R・ダグラス フィールズ]
著・文・その他
小西 史朗[コニシ シロウ]
翻訳/監修
小松 佳代子[コマツ カヨコ]
翻訳
内容説明
脳内の全細胞の8割以上を占める「グリア」は、電気活動を行うニューロンの間を埋める単なる梱包材とみなされ、長らく軽視されてきた。しかし、近年の研究で、グリア細胞は、ニューロンの活動を感知し、その動きを制御できることがわかってきた。脳に関する科学者の理解を揺るがす、グリア細胞の役割とは?
目次
第1部 もうひとつの脳の発見(グリアとは何か―梱包材か、優れた接着剤か;脳の中を覗く―脳を構成する細胞群;「もうひとつの脳」からの信号伝達―グリアは心を読んで制御している)
第2部 健康と病気におけるグリア(脳腫瘍―ニューロンはほぼ無関係;脳と脊髄の損傷;感染 ほか)
第3部 思考と記憶におけるグリア(「もうひとつの脳」の心―グリアは意識と無意識を制御する;ニューロンを超えた記憶と脳の力;シナプスを超えた思考 ほか)
著者等紹介
フィールズ,R.ダグラス[フィールズ,R.ダグラス] [Fields,R.Douglas]
米国国立衛生研究所に属する国立小児保健・人間発達研究所の神経系発達・可塑性部門長。メリーランド大学神経科学・認知科学プログラム客員教授。自身が創刊した学術誌『Neuron Glia Biology』の編集長をはじめ、神経科学分野の数誌で科学顧問や編集委員を務めている。ニューロン‐グリア相互作用、脳発達および記憶の細胞機構の世界的権威
小西史朗[コニシシロウ]
東京医科歯科大学医学部大学院博士課程修了。同大学医学部講師、三菱化学生命科学研究所室長、早稲田大学教授、徳島文理大学香川薬学部教授・神経科学研究所長などを経て、シンガポール国立Nanyang工科大学生物科学部客員教授
小松佳代子[コマツカヨコ]
翻訳家。早稲田大学法学部卒業。都市銀行勤務を経て、翻訳家柴田裕之氏に師事し、ビジネス・出版翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
アキ
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禿童子
樋口佳之