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出版社内容情報
「僕が死ねば、君は生きられる…」 1つの命を巡る2人の濃密な1週間の物語! 瀬尾公治が描く究極の一蓮托生ラブコメ完結!
飛び降り自殺した夕希は、たまたま通りかかった慎一に激突し、2人は同時に死亡。そのまま生と死の狭間の世界へ‥‥。謎のお告げによると、どちらか1人だけ生きられるという。「君が死ねば、僕は生きられる‥‥」 1つの命を巡る2人の濃密な1週間の物語!
最初はいがみ合っていた夕希と慎一だが、次第に言葉が要らないほどに惹かれはじめる。たとえ、どれほど惹かれ合っていても、生きられるのはただ1人…。2人に残された時間は、あと3日。決断の時が迫る! 「僕が死ねば、君は生きられる…」 1つの命を巡る2人の濃密な1週間の物語完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白黒杏仁
11
慎一と夕希の距離は、どんどん近づいて行って互いの趣味に付き合ってみたり手料理食べたりと、まったり過ごしているなかにも、じりじりとした制限もある。慎一が考えて出した結論に夕希が頷いて、そのままラストを迎えるかと思いきや反転。一人しか生き残れないなら、その理由で生き残るのは納得のラスト。義父との話をもう少しだけ入れて欲しかったかも。そこだけ唐突感がありすぎて。2015/08/11
王蠱
8
選択の先。生死の決着をつける期限が近付く中でどんどん近付いていく二人。傍目に見たなら特別なイベントが目白押しってわけじゃない、むしろごくありふれた日常を過ごしながらも相手のこと、自分のことを真剣に想いながら進んだ二人の選んで踏み出した未来。ご都合主義のように見えるところもごく僅かにはあるのだがやはり恋愛を真剣に描くことに定評のある作者らしく最後まで切なさを包み込んだ優しく綺麗な物語をしっかり紡いでくれた2015/07/18
水面頼光
7
どちらが死ぬかという結論の出し方が泣かせる。ラストは意外だったが、中途半端なハッピーエンドにするのではなく、しっかりと結論を出したところが好感。とても切なくて良い作品でした。2017/12/27
ノム
5
いいラストだった2017/02/02
ゆさ
5
なんだか切ないラストだったけど、番外編で少し救われた気持ちになった。またふたりが巡り会えますよう。2015/09/02