出版社内容情報
親鸞思想の核心とは何か? 『歎異抄』と「悪人正機説」にのみ依拠する親鸞像を排し、主著『教行信証』を軸に、親鸞が挫折と絶望の九〇年の生涯で創造した「生の浄土教」、そして「歓喜の信仰」を捉えなおす。親鸞思想の核心とは何か? 『歎異抄』と「悪人正機説」にのみ依拠する親鸞像を排し、主著『教行信証』を軸に、親鸞が挫折と絶望の九〇年の生涯で創造した「生の浄土教」、そして「歓喜の信仰」を捉えなおす。
増谷 文雄[マスタニ フミオ]
著・文・その他
梅原 猛[ウメハラ タケシ]
著・文・その他
内容説明
日本人にも最も人気の高い親鸞を語る著述は、数多くなされている。しかし、その大半は、『歎異抄』の中の悪人正機説を取り出して、その思想を賛美する。それらは、はたして親鸞の思想の核心を語り尽くしているのか?。90年の挫折と絶望の生涯の中で、親鸞が創造した歓喜の信仰。「死の浄土教」から「生の浄土教」へ、親鸞の主著『教行信証』を軸に、はじめて捉え直した親鸞浄土教思想の真髄。
目次
第1部 親鸞の思想(親鸞の生涯;親鸞の著作;親鸞の思想)
第2部 法然と親鸞(増谷文雄;梅原猛)
第3部 親鸞と『教行信証』(愚禿親鸞の人生;『教行信証』の思想)
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- 和書
- 「史記」の処世学



