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出版社内容情報
擬神兵だった父を“獣狩り”の男に殺された少女、シャールは、父が殺された意味を知るため、その男と旅することを決意する!
絶望の森を、慟哭の荒野を、悲痛の海を、幽冥の時間の中を狼は歩く。かつての戦友を殺すために‥‥。異形の者たちを狩り続ける、終わりのない暴力の旅路。『黄昏乙女×アムネジア』のめいびいが描く、傑作ダークファンタジー。
禁忌の技術をもって作り出された異形の兵士“擬神兵”。戦乱の国を和平へと導いた彼らは“神”と称えられ、英雄となったのだが、内戦から時を経た今は、ただ“獣”と呼ばれている‥‥。その擬神兵たちを殺すために旅を続ける“獣狩り”のハンク。そして、擬神兵だった父を彼に殺された少女、シャール。父が殺された意味を知るため、シャールは、ハンクと共に旅することを決意する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
144
2巻まで読了。わりと好き。内戦を終わらせるために開発された「人間を怪物に変える技術」によって生み出された存在「擬神兵」となったのちに人間の心を失った彼らを殺していく、元・擬神兵たちの隊長と少女の物語。単純に絵柄が好きなのと、ちょいグロテスクな擬神兵たちのデザインが好みなのが大きい。それぞれの擬神兵にちょっとしたバックグラウンドストーリーが用意されていて、それをなぞっていくのが基本。ストーリーは平凡だけど、安定したおもしろさかも。2019/01/13
あーさん☆花火大会が迫っています!!
51
理由。敵は副隊長?(; ̄Д ̄)?2019/06/28
exsoy
41
戦争終結に尽力した擬神兵を狩る。戦争では人を殺して英雄、終了後は人殺しってやつと似てる。絵柄変わったね。2020/11/29
JACK
27
◎ 内戦が長く続いた時代、禁忌の技術で産み出された異形の兵士「擬神兵」。その人間離れした能力は神と称えられ、彼らは英雄となった。しかし、戦争が終わった今、彼らは単に「獣」と呼ばれ、恐れられている。戦場以外に居場所のない獣たちはその化け物じみた姿や闘争本能のため社会に適応できず、問題を起こしてきた。擬神兵の父を「獣狩り」のハンクに殺された少女シャールは、思わぬ形で彼と旅をする事になるのだが…。絵も物語も魅力的。でもシャールが父の敵であるハンクと旅に出るご都合主義的な展開が気になる。2017/09/24
眠る山猫屋
25
黄昏乙女×アムネジア 以来ですよね? 世界観が確立していて、なかなか良かった。怪物から戻れなくなった兵士たちの悲哀が程よい長さで描かれていて、読みやすい。続きが気になる作品。ただの怪物狩り物語に堕さないで欲しいところ。2015/01/10