出版社内容情報
２０１７年４月に木村拓哉主演で実写映画公開！ 稀代の絵師の出世作にして代表作。新規にカバー画を描き下ろし全１５巻で刊行！2017年４月に木村拓哉主演で実写映画が公開される本作はしばしば「ネオ時代劇」と称される。緻密にして革新的な筆づかいにより描出される殺陣や個性的な武具、そして因縁うず巻く人間模様はまさに沙村広明にしか描き表せない領域である。この新装版のカバーは全巻新規の描き下ろし。７巻では万次、天津、槇絵の共闘により、ついに心形唐流は完全敗北を喫する。だが一方、江戸では何者かが逸刀流を壊滅状態に追い込んでいた。
沙村 広明［サムラ ヒロアキ］
漫画家。1970年生。千葉県出身。
1993年、アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて四季大賞を受賞した『無限の住人』でデビュー。
同作が年末より連載化し、2008年にはアニメ化もされるなど、長期間にわたり人気を博したが、2012年末に堂々の完結を果たした。
2011年より「少年シリウス別冊ネメシス」（季刊誌）にて『ベアゲルター』を連載開始。
他の作品に『おひっこし』『シスタージェネレーター』『ハルシオン･ランチ』（以上、講談社）、『ブラッドハーレーの馬車』（太田出版）などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
24
☆ 「逸刀流」の統主、天津影久は病のため弱っていた。その天津の首をとるために追いかけてきた「心形唐流」の剣士たち。天津を仇と追い続けた事でこの戦いに巻き込まれた凛。そして彼女の前に偶然現れた用心棒の万次。壮絶な乱戦に終止符を打ったのは、美しい舞いを踊るように人を斬る「彼女」だった…。この巻は多数の流派が絡み合って斬り合う戦いがひたすら描かれています。やはり面白い。2017/05/11
文吾
7
★★★/凛の天津追跡はひとまず終結のようです。なんの因果か天津と旅をし、命も救う。卍は用心棒としての役割を終えた感がありこれからを模索してる模様。そして凛は。寝てる卍にちゅー。16才、大人になりつつあるけど甘えたいジレンマ。まぁ卍も「俺の女」的なこと言ってたし。卍が公儀に犬を強要されたとこまで。（t）2019/06/25
ＭＯＴＯ
4
全巻揃わなかったので、とりあえず読破して処分も考えていたのだが、（この中の人達）に惚れてしまった。不器用で堅物で純粋で哀しくて変な人達ばかり。それぞれ主人公として物語が創れそう。光の射す場所をみつけてあげたい。2022/10/31
mame_maki
3
★★★・・・槇絵恐ろしくもカッコイイ‼2017/09/23
ぴっころ
2
昨日の敵は今日の友。そして明日はまた敵2020/08/07
