出版社内容情報
拒食症・不登校の娘。かつて夫の手を放した自分。どうにかなるわけのない恋。過去の傷。現在の傷。全部ひっくるめて、生きてやる!一花が通い始めた中学校で、
男子生徒の心ない暴言を聞いてしまったたかこは、
怒りの衝動が抑えきれずに、あふれ出してしまう。
そして、たかこの恋する中学生・碧海が
知らない女のコと笑い合っている姿を目撃。
あの子も、あんな顔、するんだ――。
図らずも、たかこは、自分の過去と向き合うことに……。
一花が通い始めた中学校で、男子生徒の心ない暴言を聞いてしまったたかこは、怒りの衝動が抑えきれずに、あふれ出してしまう。そして、たかこの恋する中学生・碧海が知らない女のコと笑い合っている姿を目撃。あの子も、あんな顔、するんだ――。図らずも、たかこは、自分の過去と向き合うことに……。
入江 喜和[イリエ キワ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
18
漫画。青春をもう一度って感じだね。想像のなかだけならありだと思う。言動にうつしたら、単なる痛い人。2018/06/07
小鈴
16
Kindleが待てず紙で発売当日に購入するほどなのだが、他人にこの本をどのように説明してよいか未だにうまい言葉が見つからない。しいていうならば更年期の青春マンガ、かなぁ。でも、若い頃の青春とは違って、甘酸っぱさも苛立ちも青くはなく茜色だ。若さの輝きはない。黄昏時の青春。まっさらな青春ではなく、過去を思い出しながら噛み締める青春。この名づけられていない感情を入江喜和は丁寧に描く。どのように着地するかは読めないが、最後まで描ききってほしい。買い続けます。2016/09/13
パンダプー
15
明日仕事なのに、Kindle予約ダウンロードきているのを思い出して、1時過ぎによみだしてしまった。今回はなんとなく自分が今好きな曲シャッフルで聴きながらよんだ。ハイスタと銀杏聴きながらとなったけど、たかこの不器用さが最初の方の巻よりイライラせず、自分と同化してしまっている。明日仕事大詰めなのに眠れないわー。2016/09/23
緋莢
14
新学期から学校に行く事になった一花に付き添うたかこ。だが、男子生徒の侮蔑の言葉に怒りを覚え、先生相手にそれを出してしまい。そして、秘かに想いを寄せる碧海が女の子と笑い合ってる姿を目撃してしまい・・・2016/10/04
さなごん
13
動き始めた感のある8巻。2016/09/14