モーニングKC<br> ジパング深蒼海流 〈12〉

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モーニングKC
ジパング深蒼海流 〈12〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063885118
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

叔父・行家の裏切りの事実を知った時、義仲は復讐の鬼となる。

平家追討の勢いに乗り、都入りを果たした義仲。しかし、革新を求める義仲は後白河法皇との対立を深めていくこととなる。また、法皇と結託した叔父・行家の謀略によって、頼朝とすれ違い、二人の源氏は少しずつ争いへと向かっていくのだった。そして、信じた者の裏切りの事実を知った時、木曾義仲は復讐の鬼となった。

【著者紹介】
かわぐちかいじ

1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。
87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。
06年には『太陽の黙示録』で第51回小学館漫画賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞も受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

10
真っ直ぐな熱情が、真っ直ぐであるがために、利用されていく。法皇と行家の謀略により、義仲は窮地に追い込まれる。朝日将軍の戦に、金環日食という陰りが覆う。「この人は多くを背負い過ぎている ゆえに信じた者の裏切りに耐えられぬ…… この憤怒は孤独の臭いがする」。そう察する義経にも、そして、清盛の霊と語り合う頼朝にも、孤独が忍び寄り、付き纏う。2015/12/28

ウチケン

10
ウザい叔父御の行家に義仲の足蹴り一発!スカッとしたぜ‼︎而も、義経立会い?のもとボコボコにしてやった。ザマァみろだ‼︎!、、、と狡猾な小 悪党をシバいたところで、皇家のラスボス後白河法皇の前では如何ともし難いのか、悔しいぜ義仲。息子の想い(懸守り)に男泣きし覚悟を決める義仲、俺も判るぜ其の気持ち。もしも頼朝・義仲連合軍が成っていれば、如何な世になっていったのだろう。平家追討後は両雄並び立たず、旭日の将軍もいずれは没する日の如く落ちてしまうのだろうな。頼朝は大海原の孤高の巨鯨の啼き声に共鳴し何を思うのか。2015/11/15

ぽっぽママ

7
義仲、いい人なのに都人にいいようにされていて悲しい。他の人がいるところで夫を大嘘つきとののしり実家に戻る政子、亡き清盛と一人 対話する頼朝。悠々と泳ぐ巨鯨のほうが幸せかも。2016/04/02

getsuki

5
後白河法皇の強かさに都にい続ける危険性を嫌という程感じる。頼朝はかつて都にいたから知っているが義仲はそうではない。だから翻弄され、孤立していく……こんなにも魅力的な男でさえも、日本一の大天狗の前には無力になってしまう。それがせつない。2015/10/31

Hiroki Nishizumi

4
翻弄される義仲、そして法皇は、、、2019/10/13

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