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出版社内容情報
趣味と現実の葛藤を描く話題作、連載版第4巻!!
26歳の派遣社員・片浦渚にとって、コスプレは人生のすべて。だが、久しぶりに出来た恋人の千田は、趣味に理解を示してくれなかった。悩む渚の元に届いた1通のメール。それは、職場にコスプレ写真が出回り退職した元同僚・葉山からの連絡だった。一方、コスプレ初心者の綾は思わぬトラブルに巻き込まれていく。波乱に次ぐ波乱が、渚に押し寄せる。[収録内容]「COSPLAY MODE」監修の用語解説集/描き下ろしマンガ
26歳の派遣社員・片浦渚にとって、コスプレは人生のすべて。だが、久しぶりに出来た恋人の千田は、趣味に理解を示してくれなかった。悩む渚の元に届いた1通のメール。それは、職場にコスプレ写真が出回り退職した元同僚・葉山からの連絡だった。一方、コスプレ初心者の綾は思わぬトラブルに巻き込まれていく。波乱に次ぐ波乱が、渚に押し寄せる。[収録内容]「COSPLAY MODE」監修の用語解説集/描き下ろしマンガ
【著者紹介】
10月22日生まれ。第63回ちばてつや賞一般部門にて「コンプレックス・エイジ」が入選を受賞。同作を「モアイ」で公開したところ大きな反響を呼び、125万PV、22000RT、6000いいね!(2014年4月現在)を記録した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラシニコフ
21
葉山さんが!てか、そんなことより、なにあのくそ女‼ ★★★☆☆2016/01/24
Susumu Miki(Dik-dik)
17
表紙はりうさん。「誰だよ」っていうのは本編を読めばわかります。渚(凪)にとっては、いろいろと因果応報な内容の巻。「最初っからズレていたならしょうがない」は切ない…。そしてコスプレをやっぱり続ける人、引退宣言をする人などいろいろ。2015/07/10
ケー
14
渚自身が生み出してしまった意識高い系コスプレイヤー、ゆう。今巻で描かれるのは趣味を究めすぎて「趣味」として楽しめなくなってしまった人間の末路。もちろん自身でどんどん高みを目指すこと自体は悪ではない。しかし、それを他者にまで求めるのはお門違い。それでメシを食うプロになったわけでもないのに偉そうにご高説垂れていては意味がない。それはもはや「趣味」とは違うただのエゴイスティックなナルシシズムなのだから。2018/09/24
a
11
一言でいうと、衝撃を受けました。題材がコスプレでなくても、見たいと思わせる構成力と表現力が詰まっていました。例えば、冒頭に渚が葉山に強くあたるシーン…最初は大人気ないなという印象を読者に持たせつつ、終盤の渚がりうにコスプレへの熱意を示すシーンを見たあとでは、意味合いを180度変えるような素晴らしい構成でした。そして、りうのホラーじみた悪意の表情、渚の成長を感じさせる演出、次巻を気にさせる終わり方。極めつけに、巻末には完全に悪役となってしまった、りうに対するフォロー。何をとっても完璧だったと思います。2015/05/25
うさみP
10
逃げてしまった葉山に自分の不甲斐なさを重ねてしまう渚。周りから何を言われたって、嫌な事からは逃げていいが、好きなことから決して逃げてはいけない。趣味は楽しんだもの勝ち。狭い界隈、真剣故に各々譲れない主義主張があり、ぶつかり合い・相容れない事はあっても、それは日常茶飯事で織り込み済み。だからこそ『絶対』にやってはいけない一線がある。だから、みんな仲良くできるのだ。あの一言により完璧主義の渚に憧れ盲信するりう。表情の一つ一つが怖い。公子は何を吹き込まれたのか?2015/05/24