モーニングＫＣ ジパング深蒼海流 〈８〉

かわぐちかいじ

講談社（2014/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 202p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063884067
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

自らの兵を持たぬ“流人”が、いかに時代をのし上がったか。かわぐちかいじが紡ぐ、源平物語！！

二十年間の沈黙を破り平家打倒の兵を挙げた源頼朝は、相模の豪族・大庭景親と対峙する。頼朝軍三百に対し、大庭軍は三千……。兵力差十倍という絶望的状況の中、壮絶なる大乱の幕が開く!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

「流れが私にあるかどうか計りかねている　海の潮流にも似た世を動かす大きな流れだ　その流れが私に向いているか」。緒戦の夜、迷う頼朝に政子は言う。「源家復興を決意したのだろう　そなたが起たねば流れは起こるまい　流れは己の手で作り出すものではないか！」と。頼朝の迷いは吹っ切れる。目指すは鎌倉。東国統一。むろん、立ちはだかるは清盛。二十年前の二人の因縁の、その答えが、源平合戦の先に待ち受ける。

2015/01/06

[ぽっぽママ]

石橋山の前と後で頼朝の顔が変わったのが印象だった。御曹子から大将になったんだね。

2015/07/18

[sidebell(=^□-□^)ﾉｼ←横鈴]

いよいよだな頼朝、この先ストーリーは勝ち馬だと思うけど、作者はそんな安っぽく先のこと考えてないよね〜 鏡のように史実を描くなら中身最高でないとな(￣ｰ￣)ﾆﾔ

2015/02/15

[getsuki]

源頼朝、ついに立つ！しかし彼の武器は源氏の嫡流と言葉のみ。それを重々承知の上で立ち向かう。小さなさざ波を大きな時代のうねりとするために。いやあ面白いなぁ……石橋山の戦と梶原景時との邂逅が良かった。

2015/06/07

[ウチケン]

敵を知り、己れの身の程を知る頼朝は、深く静かに時代の海流にのる。

2015/01/12