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出版社内容情報
藤木輝は高校の夏休みに祖父に呼び出され、隕石の落下地点に行く。その目的は星を人に変えることだと祖父は言うのだが…。
高校生・藤木輝は夏休みに入った日、祖父に呼びだされ、隕石の落下地点に行くことになった。その目的は星を人に変えることだと祖父は言う。輝と香夜の父は通り魔に殺され、母親はガンで亡くなっていた。祖父は人に変えた星は願いを叶えてくれるというのだが、輝も香夜も、すぐには願い事を決める事ができない。やがて、さまざまな星たちが輝と香夜の前に現れ、星たちとの出会いが輝たちに深い影響を与えていく…。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブレーメン
7
帯には如何にも恋がテーマかのように書いてあるが、全然違います。犯罪被害者遺族である双子の輝(ひかる)と香夜(かぐや)が夏休みに祖父の家で、『星を人にする』仕事を通じて、祖父とその知人や様々な星々と対話し、罪を犯した人間と向かい合う気持ちになるようになるまでの話。 主人公が持つ問題としては結構、いやかなりハードな内容だと思うのですが、ふんわりした絵や雰囲気と星の設定でスラスラと読めました。一読の価値ありです。 2013/09/12
やん
3
すごく良い話だった。てか帯作った人これ読んだ?全然ラブストーリー(恋)じゃないけど。どっちかって言うとラブストーリー(家族愛や絆)ですね。輝の悪夢や香夜の手紙のシーンの反応にグッときた。真夜中に読んでいたが眠気を忘れるほど真剣に読んだ。最後の語りはいらなかった気もするがいい買い物をしたな。2013/07/21
アオイ
3
最後まで田中くんの口が気になって仕方なかった。イイ話。2013/07/02
kr
3
最後まで読んで、表紙と帯を見返して、あれこれってラブストーリーだったの?って思い出した。それぞれの抱えてるものや人間模様が重すぎて霞んどったわ。ラスト、間の悪い奴ってのはいるもんだが人々と星たちはまだ繋がってるんだって少し嬉しくなった。 謝罪文、鬼ノ助の頭に書かなくても(笑)2013/06/27
猿兎
3
期間限定の試し読みを見て良かったので購入。星が人になるとか、設定が結構深いなあと思った。登場人物たちの過去や事情は結構重くて、特に輝の夢の描写なんかは結構ズシンときた。だけど終わりはあっさりな印象。でもなかなかいい話だった。2013/06/21