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出版社内容情報
ヴァイキング叙事詩、新展開へ。王道をひた走るクヌートはその手を血に染め続け、やがてトルフィンと対決する運命へと導かれていく。
11世紀、ヨーロッパ中に恐怖を撒き散らした戦闘民族、ヴァイキング。その中でも最強の戦士「ヨームの戦鬼」と恐れられた男・トールズは息子を授かり、トルフィンと名づけた。最強の武力を誇りながら戦争を嫌い、剣を捨てて本当の戦士になろうとしたトールズはしかし、幼い息子を残して戦死した。トルフィンは戦場で戦いながら成長し、やがて精強な戦士となった。
この物語は、本当の戦士を目指すトルフィンを描く、ヴァイキング叙事詩である。
イングランド・デンマーク2国の王位についたクヌートは、覇業を加速するべく有力な豪族たちの土地の接収を密かに決意。その最初の標的は図らずもトルフィンがいるケティル農場となった。王と奴隷、まったく別の道を進んでいたクヌートとトルフィンの運命は、激突する形で再び急接近を開始した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
63
クヌート王―昔から見てるからちょっとは温かい目で見れるものの、やってることは何だかんだ言って前王、スヴェン王と同じである。王冠は呪われている。他に術はないのか…王冠の有効な使い道は…「フン、こんなものか。どうといったことはない」―本当にどうといったことはないのか…多分そんなことはない。開き直って格好つけたところでなあ。これからクヌートの方も成長譚が描かれるだろう。トルフィンたちはその片鱗を既に見せている。ノルマ達成したはいいけれど…またひと騒動起こりそうである!中々長くなってきたぞ奴隷編。続きにも期待。2013/12/03
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
55
トルフィンが平和に暮らそうとしていても時代が、環境が、それを許さない。ケティルの農園に迫り来る嵐が徐々に近づくことをトルフィンはまだ知らない。じわじわと盛り上がってくるなぁ2012/01/29
こも 旧柏バカ一代
39
イングランド王になり、兄に毒を盛って暗殺しデンマークの王にもなっりいつもしかめっ面のクヌート。友人のエルナイと森を切り拓き、ついに自由民になるのが見えてきてよく笑うようになったトルフィン。そんな二人の物語がまた交錯する。 HPにて追記 https://www.kashiwa1969.online/?p=64702020/01/22
exsoy
27
トルフィンが動き出せそう。あの抜け殻からよくぞ…2012/01/26
Die-Go
26
順風満帆と思われていたケティルの奉納に暗雲が立ち込める。難癖をつけて、農場を接収しようというクヌートの策略が露になる。エイナルとトルフィンの運命や如何に。★★★★★2022/06/08
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