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出版社内容情報
会長に就任した島耕作の新たな舞台は「財界」。戦後日本の経済界を牛耳ってきた一大勢力に風穴をあけるべく、ますます奮闘します!
会長に就任した島耕作。業界への利益誘導を目的とする経済連から距離を置き、個人加盟で国益のために活動する経済交友会を中心に「財界活動」をおこなうことにした。島が尽力するのは、日本の「農業問題」。食糧自給率と国内の雇用を確保するため、新たな農業モデルの確立を決意する。会長となり、会社という枠に縛られずに活動する島の舞台は全世界。日本の国益を背負って、より大きなステージで島耕作は活躍する。
【著者紹介】
漫画家。1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、1974年漫画家デビュー。『人間交差点』(原作:矢島正雄)にて第30回小学館漫画賞、『課長 島耕作』にて第15回講談社漫画賞、『黄昏流星群』にて2000年文化庁メディア芸術祭優秀賞・2003年漫画家協会賞大賞をそれぞれ受賞。2007年には紫綬褒章を受章した。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』『加治隆介の議』など多数。現在は、『会長 島耕作』(モーニング)、『学生 主任編』(イブニング)、『黄昏流星群』(ビッグコミックオリジナル)、コラム『パパは牛乳屋』(週刊朝日)を連載中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
241
ついに会長シリーズも始まったのか。課長と部長シリーズしか読んでいないから印象が大分異なるが、ほとんど会社の話がないのが印象的だった。財界活動ばっかりだな。2017/04/28
kaizen@名古屋de朝活読書会
98
社長で終わりかと思ったら、会長まである。これで終わりかと思ったら、経団連の会長の話題がでてきた。きっと島耕作を経団連の会長にしたいのだろう。年を重ねると平常心に磨きがかかる。2014/01/30
ぐうぐう
16
ついに会長職へと登り詰めた島耕作。舞台は経団連をモデルとする経済連へ。そこで島を待ち受けるのは、社内と変わらぬ男の権力欲と嫉妬が引き起こす派閥闘争。それはそれで、ある種のリアリティなのだろうが、このシリーズでは嫌というほど描かれてきたものだし、財界を舞台にしてまで見たくないというのが本音。日本経済を立て直す牽引役としての経済連での、島のダイナミックな活躍に期待したい。2014/01/26
Dai(ダイ)
14
島耕作も会長になったら周りは高尚な人ばかりのはずなのに、俗っぽい話が増えてジジ臭くなったな。2021/06/29
2匹のニャンコ世話担当
14
会長に退いて、ちょっと現場から離れたかと思いきや財界の話。企業のドンだった癖のある方々の集う所だけに、なんか煙たいというか、掴みどころのない感じもする。ブレーンとして採用の三代さんは、今後面白く引っ掻き回してくれそうで期待しよう。2014/02/07