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出版社内容情報
「永遠の恋人」大町久美子とついに籍を入れた島耕作。65歳の新婚生活に加えて、高校時代の初恋を描く特別編『少年島耕作』も収録!
「永遠の恋人」大町久美子と籍を入れた島耕作。その新婚生活は癌に冒された久美子の闘病を支えることから始まった。テコット社長として、躍進する海外メーカーに対抗すべく、国内の電機業界再編の旗振り役をつとめながら、ライバル会社・ソラーの新社長とのつばぜりあいを演じる。そんな中、尖閣諸島の国有化問題をきっかけに沸き起こった中国の反日暴動が拡大していった。高校時代の初恋を描いた少年編も収録された豪華最新巻!!
【著者紹介】
漫画家。1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、1974年漫画家デビュー。『人間交差点』(原作:矢島正雄)にて第30回小学館漫画賞、『課長 島耕作』にて第15回講談社漫画賞、『黄昏流星群』にて2000年文化庁メディア芸術祭優秀賞・2003年漫画家協会賞大賞をそれぞれ受賞。2007年には紫綬褒章を受章した。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』『加治隆介の議』など多数。現在は、『社長 島耕作』(モーニング)『ヤング島耕作 主任編』(イブニング)『黄昏流星群』(ビッグコミックオリジナル)コラム『パパは牛乳屋』(週刊朝日)を連載中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
3939タスタク
13
シマコー結婚おめでとう編。 そして、中国国内での反日デモは日本企業に勤める同胞へも牙をむき、同じ民族同士が殺し合う悲劇すら起こりかねない。中国政府の政略なのだろうが、いつか政府へと牙をむく日が刻一刻と近づいているのかもしれない。個人的には、シマコー少年編は良かったと思う。ペンフレンドの彼女は、芸能界で成功したのでしょうか?2013/03/04
ぐうぐう
10
65歳で新婚生活をスタートさせた『社長島耕作』と、15歳の耕作の初恋を描いた『少年島耕作』を収録した最新14巻。対比はそれだけではない。少年・耕作の初恋の相手は在日朝鮮人の少女であり、彼女は在日であることで日本人から迫害されているのに対し、社長となった島は、尖閣問題が発端となり、中国の工場が中国人デモによって襲われてしまう報告を受ける。その間に流れた50年の歳月に、島耕作は何を思う。2013/01/23
にゃむこ@読メ13年生
9
65歳・再婚にしてようやく久美子と結ばれた。課長時代から続いた「結婚を前提としないお付き合い」もようやくピリオド。反日感情のもつれから中国の日本企業工場で暴動。現実にも遅かれ早かれ中国撤退を決める日本企業も出てくるかも。2013/01/30
かお
8
大町さん手術成功そして結婚おめでとう。表紙からもう素敵です。中国のデモもあったけど嬉しいことが多い巻でした。少年島耕作は甘酸っぱい初恋と在日朝鮮人の苦悩について。16歳で免許取得できた時代ってすごいな……。2013/02/04
miyukimono
6
島さん、久美子さん、結婚おめでとう♡ 65歳の島さんは、目尻に少しシワがあるとはいえ、やっぱりイケメンでした。そういえば久美子さんとの出会いは、まだ課長の時だったね。初芝はテコットになり、脱チャイナをもくろんでいて、スカイツリーもできて京都駅も新しくなって…時代は変わったなあ。ところでまだ、13巻を読んでいない私。「俺はもう65歳だが、それでいいのか?」「何歳でも、あなたがいいの!」というラブなやり取りがあったのかどうか、ぜひ確かめてみたい。2013/02/20