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出版社内容情報
謎の暗殺者・サソリ女の奇怪なる体術と毒液攻撃! 孫悟空は、毒敵山(どくてきざん)の洞窟から双子の兄弟を助け出せるか!?
ゾロアスター教寺院の双子の一人をさらった謎の影は人か、魔か? 屍臭漂う毒敵山(どくてきざん)の洞窟で、西域の新たなる強敵が、ついに悟空の前に奇怪な姿を現す。そして伊吾(いご)の城市を巡る、権力者たちの策謀の糸にからめとられていく玄奘一行…今巻もアクション、アクション、そしてアクション! 読むと心が暴れだすエキゾチック・アドベンチャー!!
【著者紹介】
東京都出身。1949年生まれ。70年、「COM」掲載の『ジュン子・恐喝』でデビュー。74年、『生物都市』が第7回手塚賞に入選。ホラー、SF、歴史物、ファンタ ジー、ギャグなど描く作品の幅は広く、独自の作風は多くの漫画家やクリエーターに影響を与え続けている。『稗田礼二郎(妖怪ハンター)シリーズ』『暗黒神話』『マッドメン』『栞と紙魚子シリーズ』など代表作は多数。92年に『ぼくとフリオと校庭で』『異界録』で第21回日本漫画家協会賞優秀賞を、2000年に『西遊妖猿伝』で第4回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。著作には小説(『キョウコのキョウは恐怖の恐』『蜘蛛の糸は必ず切れる』)もある。
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
9
伊吾城市での権力者達による、ネームを埋め尽くす策謀に対して、悟空とサソリ女との、フキダシを必要としないバトルの、なんと痛快なこと! 静と動、ロジックとアクション、その対比が物語に躍動を生む。2012/08/27
漫画屋
4
とうとう4巻まで読んでしまった。連載再開は、秋だというのに。2015/05/31
田中峰和
3
サソリ女の体術が凄すぎて悟空も手こずる。悪役でも強すぎると主役を食ってしまう。その上、頭脳派でトロイの木馬のように敵の本拠に侵入して大暴れする。ソグド兵の矢襖に飛び込む場面でこの回は終わる。悪役ながらあっぱれ、次の活躍をきたしてしまう。悟空に矢を射かけるものの正体もきになる。以下次号に期待。2022/01/21
もくもく
3
新刊が出る度に最初から読み直しているような気がします。下手すると、ついでに「大唐編」まで戻るので、時間がかかってかなわないです。(^_^) いつまでも読みたい気分と、さっさと完結して欲しい気持ちがアンビバレンツであります。2012/11/20
Myrmidon
2
西遊妖猿伝はこの、ストーリーがどこへ転がるかわからんドキドキ感がすごい。感動のストーリーとかでなく、ただただ面白い。希有なマンガだ。あとやっぱり悟空のナチュラル・ボーン暴れ者な感じがいいなぁ。何にもわからなくても、とりあえず殴る。殴りながら考える、みたいな。あんまり考えないけど。2012/10/04