モーニングＫＣ ＲｅＭｅｍｂｅｒ 〈６〉

王欣太

講談社（2012/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 216p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063871234
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

モナコの正体が、猊下だと気付いた龍治。囚われのザイツに代わり、猊下と戦うことを決意する。そして彼の許にＺＡＰ達が集い始める！

ついに謎の少年・モナコを捕らえた在津龍治。
龍治は、モナコの正体が「猊下」と呼ばれる人物であること、自分はかつて一度殺されたこと、そしてＺＡＰとは、今も別の世界に幽閉されているザイツの部下であったことを知る。
一方、中国マフィアを陰で牛耳る男・楊宝徳もまた、モナコと遭遇していた。
モナコは楊に、「自分は2239年の王だ」と発言。一度は聞き流した楊だったが、
次第に自分が住んでいるのは“作り物の世界”ではないかと疑い始める。

1945年９月９日。終戦直後の焼け跡に突如現れた、記憶喪失の男。「ザジ」という呼び名を与えられた彼の周囲にはやがて、一癖も二癖もある個性的な男たちが集まり始める。瓦礫に始まる抗争、飛び散る血と汗、そして友情──。自らの居場所と正体を探し求めるザジが、焼け跡で見つける「真実」とは何か。

memory68：悪意の彼岸
memory69：ビリケン
memory70：３ Strangers
memory71：ZAP、そして住人たちの抗争
memory72：参戦
memory73：消えない因縁
memory74：さらなる交錯
memory75：用心棒
memory76：ブギーナイト
memory77：巡環＜じゅんかん＞
memory78：解散了
memory79：ふたつの吹き溜まり

【著者紹介】
KING GONTA。大阪府生まれ。
1992年、アフタヌーン四季賞に応募した『HEAVEN』が四季大賞を受賞、そのまま同作品でデビュー。さらに続けて同誌で『地獄の家』を発表。
1994年、モーニングで『蒼天航路』（原案：李學仁）を連載開始。
1998年、同作品で第22回講談社漫画賞（一般部門）を受賞。
2005年、単行本全36巻をもって『蒼天航路』を堂々完結。
2006年、オールカラー『蒼天航路画伝』を刊行。
2007年より、活躍の舞台をインターネットへと広げ、『ファイアキング』を連載開始。
2010年、モーニングで『ReMember』連載開始。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[pearlydiagnost]

ザイツ、いや在津龍治は、囚われの現状を把握した。モナコ＝猊下の尊大な油断が確信を与えた。抗戦の意思を固めた龍治は、ZAPコードを目印に次々と同士を引き寄せていく。物語が一気加速しそうな一方、次のリセットはいつかという不穏なスリルがこの物語の魅力。でも頼むリセットさせないで。ジーザスは泣かないで。「再びザイツがザップを率いるその時まで、この戦いは俺たちが繋ごう」。深く構成されつつも、勢い任せのところもこれまであった気がするけれど、タマちゃんのハートパジャマの恩恵か、絵もテンポが良くなってきた感の6巻。

2012/07/12

[kasukade]

意識が戻り記憶の欠片を握りしめザイツとザップたちは次なるステップ、脱出と本当の敵を見極めに、そして恩を返しに動きます。その挑戦は敵にすべてを悟られても真っ向から戦い身極めるザイツらしい戦いだと感じさせてくれます。ホントこの漫画面白い！もっとみんなに読んでもらいたい。オススメです！v

2012/07/01

[Mushroom blue]

そしたらばなかなか楽しめるんだな。たぶん通して読んだらもっと楽しめたはず。よし連載終わってから読もう。☆☆☆☆★

2012/08/01

[バル]

★★★

2012/07/17

[yossi]

★★

2012/06/24