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出版社内容情報
ついにファイナルの舞台でカイの演奏がはじまる。そう、もう何年もこの時が来るのを、ずっと、待っていた。
森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!!
お待たせしました! カイの演奏がついに始まる最新刊第23巻が登場!! パンもレフも、そしてカイも、それぞれがそれぞれの思いを抱えるショパン・コンクール、ファイナル最終日。阿字野との邂逅を果たしたパン・ウェイの演奏に変化が……。そして、阿字野との約束を胸についにカイがファイナルのステージへ!作者のライフワークをまとめた『~ガキの頃から~ 一色まこと短編集』もよろしく!!
【著者紹介】
1984年、ヤングマガジン誌上にて『カオリ』でデビュー。95年、『花田少年史』で第19回講談社漫画賞を受賞。主な作品として『はなったれBoogie』『どいつもこいつも』『出直しといで!』『ハッスル』『魚人荘から愛をこめて』など。現在、モーニングにて『ピアノの森』を好評連載中!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
163
阿字野の言葉で変わるパン・ウェイ。これまでの力を、これからの音楽のために使う。充実したふれあいは充実した演奏を生み、充実した挨拶に転化する。阿字野の思いが別の形で昇華する。指揮は昔阿字野が参加したときの指揮者の息子だという。いろいろな出会いが重なる。最後に海が登場する。便所姫もやってきた。いよいよ最後の終幕へ盛り上がる。あと何回でショパンコンクールが終わるのだろう。週刊モーニングは毎号「ピアノの森」が載っていないか確認しています。それでも単行本で出ると、真っ先に読みたくなってしまいます。2013/06/07
くりり
49
進化したパン・ウェイの演奏♪そしてやっと登場したカイのファイナル♪聴きたいo(^o^)o2013/05/30
wata
44
感謝の気持ちや愛情に目覚めたことで進化したパンのピアノ(*´∀`)♪そしていよいよカイ君の森のピアノ!阿字野先生から巣立って行くピアノ!聴きたい!2015/05/21
アーチャー
44
遂にというか、やっというか(笑)カイの演奏が始まった!物語はクライマックスに向け、面白さと共に加速しているのはうれしいが、同時に長年愛読してきた「ピアノの森」にも最後が近づいた気がして寂しさも大きくなってしまった。それにしても、相変わらず本当にピアノの音が聴こえてくるような素晴らしい展開だ。2013/06/07
はつばあば
42
パンウェイが跳んだ!。人が優しくなれるのは愛情が与えられた時から。これからのパンは雨宮やカイとも繋がっていくだろう。だって阿字野が傍にいるんですもの。さぁカイ!。世界中の人に大きな木に守られて育った自分を、皆が抱える悩みも糧に、ショパンに披露するんだ!輝け!2017/02/27